クロコダイルの涙
という映画を見ました。ながら見だったので、よく観てなかったけど、一つだけとても面白いシーンがありました。主人公とその恋人が、階段に座ってテイクアウトの中華料理を食べているシーン。(要約)
「孔子がある日、地獄を見る機会があった。
そこには、考えられる最高の料理が山のように準備されていた。
ただし、一つルールがあって、5フィートの箸 (1.5m)
を使って食べなければならない。
亡者達は、夢のような食べ物を目の前に苦悩していた。孔子はその後、天国へ行った。
天国にも同じような場所があって、同じように素晴らしい食事が用意されていた。
人々は、食事を楽しみ、歌って躍って楽しそうにしている。
こちらでも地獄と同じく、5フィートの箸を使うというルールに従う必要があった。
でも、地獄との違いは、天国の人達は、お互い、食べさせあっていた。」
地獄というのは、自分自身がつくるものですね。
全ての人が自分優先で考えず、隣、隣と助け合っていったら天国になるものが、
「自分だけ損するかもしれない」
という心から、自分だけの利益を考えるようになり、結果として、自分も含めた全体が苦悩すると。
分かっててもなかなかできるモノじゃありません。
人間って、何千年経っても全く賢くなりませんね。
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