僕は、カップなどの外側についた液体が、そのまま机まで垂れて輪染みになるのが嫌いです。(笑)
机に輪染みが出来ると、思わずおしぼりなんかで拭いてしまいます。
神経質と言われても、嫌いなんだからしかたがない。
料理をしていると、計量カップから酒だの醤油だのを鍋に入れることがあります。
その時、必ずカップの横に垂れて、机で輪染みになる。
あるとき、ふと思いました。
テレビなんかの料理番組で、講師はどうやっているのかな?
昔、料理番組のスタッフをやったときの記憶はありません。
その後の食べることばかりが気になって。(笑)
ちょうどその場面をテレビで見ることがあって、よく観察してみると、ありました。
プロも、輪染みが嫌いのようです! (^o^)
液状の調味料を鍋に入れるとき、サ
っと注いで、その液体が無くなる寸前くらいに、手首を
クイッ
と動かして、一瞬カップが真下を向くようにします。(空中で伏せたような状態)
次の瞬間、もう一度手首を使って
クイッ
と戻す。
中には、少しネジるような動作をする方もいます。
あの動きに秘密があるに違いない。
ということで、実際に試してみると、若干練習が必要なモノの、
カップの横に液体が垂れない!
プロの隠れた癖に、偶然気が付いてちょっとうれしくなりました。
気をつけてみていると、一つ一つの工程の合間に、キレイな手ぬぐいでテーブルを、目にも止まらない早業で
サッ
と、一拭きする人もいました。
僕がお願いしているカメラマンさんが、
道具をキレイに丁寧に使わないってのは、プロ失格
と、うれしい言葉を言ってくれたんですが、何処の世界でも同じですね。
きっと、腕の良い料理の先生は、そのテーブルも清潔なまま料理を終わるのだと思います。
そんな人の料理は美味しいだろうな?。
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