食育とか変な言葉が使われているけど、僕は食べることを通して特別何かを教える必要を感じません。
美味しいものを食べながら話をする以上にしなければならないことはない、というのが僕の持論。
あくまでも中心は“食”ではなくて、コミュニケーション。人間関係の状態や愛情は、出てきた料理にまっすぐに反映される。いちいち説明するこっちゃない。
今日は金曜日。仕事を早く切り上げて料理をした。
ふと見ると真っ黒けのゴボウと豚肉があった。
こんな日は、豚丼しかあり得ない!
ということで作ったのが上の写真。圧力鍋で煮終わった時から、息子が横に来て何も言わないで鳥のヒナのように口を開けて待ってる。ツマミグイ坊主なのです。(笑)
圧力鍋の中でタマネギは完全にとろけて、豚肉もゴボウも甘い汁と共に口の中で簡単にくずれてしまいます。紅ショウガのすっぱい刺激と、豚肉の脂と甘いつゆは最高のマッチング。ちなみに上に載っている紅ショウガは義母の手作り品。
ウチは極力加工品を避けるようにしている。加工品の方が楽なんだけど、「家庭の味」というものを持とうという涙ぐましい努力です。どうしてもって時は、加工品も使いますけどね。やっぱり材料から料理したほうが美味いです。
僕は何でも適当に作るためレシピがなく、二度と作れない料理も多々あります。そして、失敗も多いです。食べられない程の失敗ではありませんが。(笑)
う?ん、でも豚丼には失敗無しですな。
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