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安いカロリー

以前読んだ本で、

なぜ人類は太るようになったのか

について議論されていました。
その中で、外食産業なんかが植え付けてきた食習慣と、心理的な傾向があると言われていました。それが、

安いカロリーに、現代人は群がる

という内容。
つまり、アメリカのバーガーショップで聞かれる、

25セントでスーパーサイズ

というあれ。
必要ないカロリーであることは分かっているのです。
でも現代人は、たった25セントでもっと腹がいっぱいになるという誘惑に勝てないメンタリティーになってしまっている、というのです。

どれだけメタボ云々と言われていても、昼飯時になると、

ライス大盛りね!

がやめられないというのも同様です。
その意識で廻りを見回すと、確かにそうです。

大盛りも通常価格!

と言われると、大盛りにしてしまうわけです。

あそこのランチは、量がすごい

と言われると、わざわざ行ってみてしまうわけです。
唐揚げ定食の唐揚げが大盛り、とか言われると、僕もいまだにそわそわします。(笑)
安いカロリーに群がるとは上手く言ったモノです。

外で食事をすると、男の場合特に、注文時に一言付け加えられることが多いです。

ご飯大盛りも出来ますが?

更に、サラダバーが“食べ放題!”で、一見体に良さそうなんだけど、

ドレッシングをかければ、サラダも立派な高カロリー食です。
更に、普通はデザートなんかも“食べ放題!”

結果、どうなるかは自明の理です。
ビジネス側からすれば、サービスの良さを印象づけようとしている企業努力です。
外食産業は、味をギリギリまで濃くしているから、塩分なんかは殺人的です。

その嗜好は、一種の快感なので、その快感をより多く味わいたいのが人情です。
だから、外食の味やボリュームを家庭の食事にも持ち込んでしまう。

太るわけです。

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