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ポーズ集を探していたら

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人物画の参考になるものがないかと思って書店に行きました。

美術のコーナーにずらっと、

デッサン

に関する書籍がありましたが、僕が探していたのはポーズ集。
ポーズ集というのは、ご存じない方のために説明すると、人が動いている瞬間を捉えた写真やイラストが何百何千と並んでいる本です。普通は白黒なんですが、人物の動きを作画する時の参考にするための本です。

なんだか写真が古くて、80年代のアイドルみたいな髪型の女性やら、“写真館” でお見合い写真を撮ってるのかと思うような古くっさいものばかり。しかも、筋肉の動きが分かるようにという主旨の参考書でもあるので、半分くらいモデルがヌードだったりします。

とはいえ、そこは参考書ですし、色気はかなり少なく、古くても人間の形は変わらないので、次々棚から出してはページを見ていました。片っ端から見ているウチに、ふと気が付くと、いつのまにか趣向の違う

マンガの書き方コーナー

に入っていて、僕が見ていた本は、いわゆる

萌え系

の同人誌の書き方の本だったのです。(笑)

しかも、裸婦の状態のキャラクターに “コスチューム” を書き入れるところまで・・・。

途中、何人かお客さんが横に立ってたのを思い出しました。
さすがに恥ずかしい。 (^_^;)

30半ばのオッサンが、萌え系の裸が並んだ本を次々と手に取っているわけですから、気味が悪いです。
まあ、いっか。

目的のポーズ集はよいモノが見つかりました。
表紙も、恥ずかし度がかなり低くてヨカッタ。(笑)

なぜでしょうか。
ポーズ集というのはとても役に立つものなんですが、80年代後半くらいからポーズ集文化は止まっています。
新しいポーズ集はなぜ出てこないのでしょうね?

写真は使いにくいので、イラストベースのものの新刊がほしいです。

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