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礼儀、もっとうるさくても

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礼儀に関して、もっとうるさくても良いんじゃないかと思います。

“アメリカ流の” 個人主義

というのが浸透して、確かになんだかみんなアメリカっぽい。

服装も
態度も
話し方も
 :

でも、時代的にも、イメージ的にも、日本の個人主義とアメリカの個人主義は、ちょっとずれてるような気がします。

アメリカ人って、義理人情を理解しない人種だと思われているけど、全然そんなことはないです。

もちろん、世界を全て知っているわけではないので、僕の友人のことしか知りませんけどね。

いつでも1か月くらい泊まれる場所を提供してくれる(逆もあり)
仕事で困ると、ネットで出来ることなら協力してくれる(逆もあり)
ボランティアもやってるし
寄付もする

子供の躾けも厳しくて、自分の友人に会わせる時でも、挨拶に始まり、食事中の気遣いまで、全てしっかりと躾けています。

僕にとっては、日本人の礼儀感と大きな違いを感じません。

ところが、その一方で、この頃見かける子ども達は、しっかり躾けられていないです。

自動ドアのど真ん中で立ち止まってぐずってても、移動するように言わない親や、図書館内で暴れまくってる我が子を叱らない親、レストランで歩き回る子供を叱らない親。

礼儀を重んじるはずの日本武道の場でも、子ども達の礼儀はなっていないです。

稽古に集中しないで、水ばっかり飲んでる子、汗ばかり拭いてる子
武道なのに、投げ技をかける相手の安全に配慮しない子
友だちの親に挨拶も出来ない子

ちょっとひどいね。
もっと礼儀にうるさくなっても良いはずです。

面白いことに、学生時代にケンカばかりしてたヤツの子や、荒っぽいながらも職人的な仕事をしているヤツの子は、礼儀正しいです。

親が先輩後輩関係の厳しい中で育ってくると、自然にその習慣を子供に教えるのかもしれません。逆に賢そうな親の子は、

勉強さえやってれば文句言われない

とばかり、不愉快な子が多い。
もちろん、僕の偏見も多いにあるだろうけどね。

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