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落書き帳のしつけ

そっぴくんは、休み時間に外で遊ぶときと、落書き帳(自由画帳)に絵を描いているときがあるらしいです。でも、家に帰ってきて得意げに見せる絵は、どう見ても

殴り書き (__;)

数秒で描いたとしか思えない、しかも何が書いてあるのかすら分からないような絵を数十ページにわたり描いています。自由画帳というだけに、

好きなように描かせてやるべき

という考え方もあるんでしょうけど、

紙、もったいないです。

これをどうバランスをとって教えるべきか。
叱ってしまっては絵を描く楽しみを取り上げてしまうことになるし、優しく言ってきたこの何ヶ月もの間、全く変化がないところを見ると、

そろそろ言うべき時期に来たような感じです。

なので、絵を見せてもらって、少し褒めた後で、

「こんな殴り書きでは、紙がかわいそうだ」

と、少し強く言ってみました。
せっかく絵を見せたのに叱られてしまったという、不満げな顔をされてしまって、僕もなんだか辛い。なんとか傷つけないようにと話せば話すほど泥沼。(__;)

「絵を描いたらいかんの?」

という、最悪の状況になってしまいました。(^_^;)
そうじゃないと一生懸命説明しました。
しばらくして、

「絵を描くのが悪いんじゃなくて、
 紙が喜ぶような絵をかいてあげたらどうか?」

という、僕の言いたいことがわかったようで、その後は線を少し(少しね)丁寧に描いていました。

インスピレーションってのはすごく大切です。
殴り書きの中にもきっと子供なりの意味があるんだと思います。
それを、叱りとばすのは間違いだと思います。
とはいえ、線を数本描いただけの見開き1ページは、いくらなんでも僕の許容範囲を超えていました。

こういう微妙な躾けは、ホント難しいです。orz

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