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一日を子どもに費やす

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この頃忙しくて、そっぴくんと遊んでやることができませんでした。
でも、どんな本、どんな言葉を読んでも、

忙しいからと子どもに時間を費やさないことの害悪

について書かれています。
カンタンな言葉でいえば、

これじゃ、不味いなと。

おもいたったら即行動がいいだろうということで、息子に、

「この週末の一日は、朝から夜までパパと遊ぶ日にしようか?」

と言った途端、面白いリアクションをしました。
座っていたそっぴくんは、右手をいっぱいに開いて胸にあてて、そのまま目をつぶって上を見あげたかと思ったら、後ろにたおれるような仕草をするのです。大げさな外国人の

「我が意を得たり!」

という雰囲気。(笑)
そして、おもむろに飛び上がり、奇声を発してリビングを走り回りました。

これだけ喜んでもらえるということは、当事者としてはうれしい。

なので、早速その日を設定。

朝から図書館へ行って、紙芝居を6本読み、
昼ご飯を食べて、休憩しながら話をして、
庭にテントを張って、ビニールプールに水を張り、
僕は水に足を突っ込んでAMラジオ(東海ラジオがお気に入りです)を聴き、
そっぴくんは水で遊ぶ。
途中で休憩をして、チョコクッキーを一緒に食べ、
また庭へ。
一人でも遊べそうなので、僕は鎌を持ってきて息子の近くで庭の手入れ。
その後、PS2のレーシングゲーム「GT3」(年に3回くらいやる)をやって、
夜ご飯を食べ、
家族でDVDを見て、
風呂に入って、
寝る間際に読み聞かせをして、
満足感200%で、ベッドに入るなり高いびき。(笑)

そっぴくんの一日が終わりました。
午後からは家の敷地から一歩も出ることなく、一日でこんなに色々なことができるとは。

子どもが寝た後で、毎日の日課の語学をやり、気になっていた仕事をやり、メールをチェックして、お客様からのメールに返事を出して、秘密の学習のノルマを果たしました。

でも、遊びだけの一日を通して、大人ってホントに不器用だと実感しました。

電話が気になり、
解決しなければならない問題が気になり、
新しいアイデアが気になり、
読みかけの本が気になる。
プールの横で本を読めばしぶきがかかるから、ただラジオをきくだけで何もできないでいる苦痛。

気になることだらけ。
いやだなぁ・・・。

僕が100%楽しんでいなければ、それは相手に伝わってしまったはずです。

どうしたら気持を切り替えて、100%楽しむことができるのか。
おそらく精神修養と、休みの日に心配事を持ち込まないための、平日の完璧な仕事なのかな。
気になることが多いってことは、やり残しや中途半端の仕事が多いということです。
この頃は心配事が少し多いし。

いつか子どもと100%物事を楽しめる自分になりたいものです。

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