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怪しいセールスが増えて困る

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この頃、変なセールスが多いのです。

「何とかの葉っぱを使った、健康茶のご紹介です」
「何とか会の活動について、ご案内させていただきに伺いました」
「近所に住んでいます、誰々です。ご挨拶と、幸せ講習のご案内に伺いました」
「“お住まいの会社” なのですが、ご挨拶したいので門まで出てきていただけますか?」

丁寧に、でも明確に “お断り” するのですが、突然増えたセールスに閉口しています。
悪質商法かどうかは別として、僕のところでは

宗教
健康食品
リフォーム

なんかは一切話は聞きません。なぜって、宗教や他人依存の幸せを信じてないし、健康は自己管理で得るものだと思うし、リフォームや住宅関連は長い付き合いの信用出来る知り合いが沢山いるので、こちらが紹介してあげたいくらい。

企業は宣伝やセールス活動が絶対に必要です。

それは疑いがない。だから、飛び込み営業の方々の勇気には感服するし、その活動自体は全く否定しません。

ただね、うちに来る人達はなんだか、怪しいのです。
例えば、

「近所に住んでいる、誰々です」
なんて、卑怯でしょう。近所に新しく越してきた挨拶なら喜んで出て行くけど、近所に住んでいる人だから邪険に出来ないという心理につけ込もうというのが見え見えです。今まで挨拶もしたことない人が、突然思い立って自分の職業を紹介に来るってのは不自然です。どこに住んでいるかも言わないところも良くない。隣の市でも全国スケールで考えたら “近所” になり得ますから。

「何とか会の冊子をポストに入れさせていただきます」
僕は、「入れていかないでください。紙がもったいないです。読みませんから」 とお断りするのです。
最近一番怖かったのは、紙がもったいないと言ったところ、

「当会の活動を知らないことの方がもったいないですよ!!!」

と食い下がられたことです。何を言ってもひっくり返してくるので、手口としては興味深い相手でした。 (__;)
『なぜ、“読まない” ってかたくなになるの?本当に良い活動かもしれないのに、偏見だけで拒否するのは良くないのでは?』 と聞いた人がいますが、僕の答えは、

きっと共感することがいっぱい書かれているんだと思うのです。
それは、占いなんかと同じような理屈で、かならず共感するはずです。
宗教冊子というのは、世間一般的な “共感” を特定の宗教団体への共感にすり替えるべく制作されているわけです。
例えば、ある宗教団体のラジオCMにある、 「環境への配慮」 をテーマにした連作なんか、誰も否定できません。
だからといって、共感したからその活動にも興味を持たなければならない理屈はありません。
そんな共通認識を、わざわざ特定の宗教団体の視点から確認しなくても良いのです。
だから、“絶対に” 読まないのです。それから、単純に、他人の心を操作しようという行為が不愉快ということもあります。

「お住まいの会社、って何?」
一番最近の経験です。家の中から防犯カメラで対応すると、若いセールスマンが一人と、背後に年上のセールスマンという二人組です。「お住まいの会社です。近くに支店を開設させていただいたので、挨拶に来ました。門のところまで出てきていただけますか?」というのですが、“お住まいの会社” の意味が分かりません。僕が、用件は何ですか?とたずねると、

セールスではありません

というのです。で、何の会社なんですか?と聞くと、ようやくリフォームの会社ですと言いました。
飛び込みセールスは違法ではありません。
ただし、自分が誰なのか、目的は何なのか、をハッキリさせなければ違法になる可能性があります。
この人のように、会社名も、目的も何も言わず、

「出てきていただけますか?」

というのは、この後の展開によっては、違法行為にもなり得ます。

うちでは、僕が居ないときに、仮に庭の手入れをしているところを怪しげなセールスにつかまってしまった場合、

「そういうことは全て夫が聞きますので、夫が居るときにきてください」

と、妻が上手く断れなかった場合は、もう一度来てもらうことにしています。
断るだけなんですけどね。
あまり応対時間が長くなると、疲労してきて相手の思うつぼになってしまうことがないとも限らないのです。

予想ですが、もう一度くることはまずないと思います。(笑)

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