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他人の目を、どう気にするか

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運転中、ふと前を見ると、

トヨタの車に L (レクサス) のマーク

をつけた車が走っていました。

僕はこういうのがとっても嫌いです。なんだか、千円札に自分でゼロを足して

10,000円? ♪ いちまんえ?ん ♪

と喜んでいるような空しさが漂います。ドイツの高級車に乗っている人でも、特別車両につけるロゴだけ流用して、

___ 仕様

と言っている人がいる。それで何か変わるわけでもなく、ただ他人がみて

すごい車・・・

と羨望のまなざしで見てくれるんじゃないかな?という、淡い期待をもって夢心地なのかも。(笑)
実際は、他人というのはそこまで見ていないものだから、別に何のロゴがついていたって関係ないのです。

こういう見栄で影響しようとする世間の目はどうでもいいのですが、僕にとって大切なのは

よき隣人としての自分のあり方と、それを見る他人の目

です。世間体といっても良いかもしれません。
世間体にあまりこだわるのは良くないと言われます。でも、世間の目がブレーキになることってとても多いです。自分で完全に自分を律することができるのであれば、すべて心の声に従えばいいです。

とはいえ、人間はそこまで強くない。
少なくとも、僕はそこまで強くないです。

だから、一応世間の目や、感覚と照らし合わせて、あまり変なことはしないようにしているし、不快感をもたれるようなことは一切しません。

それでも、世間とずれているところがあるようで、そこは自分の心と世間の目を見比べて、どの道をどう歩くのかを考えています。仕事は個性的であるべきだと思っているので、

ここは絶対に譲りません

というところもありますけどね。
ただ、前出のレクサスロゴのように、ただの見栄で千円札にゼロを書くようなまねは絶対にしません。

それをやったからって、事実は何も変わらないわけだから空しすぎます。

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