先日、近所の家庭から夫婦げんかの声が聞こえてきました。(^_^;)
聞きたくなくても聞こえてきちゃうんだもの。
しかも、内容まで。
一方的にご主人がキリキリしてるようで、奥さんの声は全く聞こえません。
奥さんの言いぶんを許さない、聞かない。
一刀両断に、
「これこれに決まってるだろう」
「どれそれは明らかにあれだろう」
本当にそうなんだろうか。
決まってるんだろうか?
明らかなんだろうか?
口論をしているとその点が一番わかりにくくなります。少し冷静に考えたり、相手の立場にたったら分かる時もある。
もう一つ口論をややこしくしてしまうのは、「決まってるだろう」「明らかだ」という断言口調で話されることが続いていくと、聞いているだけの(受け身)側は苦痛をかんじてしまいます。
そして、いつか何かのきっかけでポッキリと折れる。
そうすると、いつも怒ってる方は、
「なんでこんなことで!」
と逆上してしまう。初めて反撃に出た方は、
「いままでずっと我慢してきて、これが小さなきっかけになっただけ」
僕は後者を応援してしまいます。だいたい家でも会社でもどこでも
我慢する人は我慢する立場
もう少し客観的に見られないだろうか。
相手の中に日々積み重なっていくストレスや怒りを感じることはできないだろうか?
夜風に乗って聞こえてくるご近所さんの(ご主人の)声にそんなことを考えていました。
言うばっかりの人は、我慢が足りません。
言われてばっかりで、言い訳も弁解も許されない人は、心の中で、
「もういいやっ!」
と思ったら、警告ではなく最後通告を出します。
夫婦なら三行半。
やっぱりね、一方通行はだめです。
お互いに言い分がある。
お互い大人だから、自分のことを棚に上げて一方的に
指導される
という状況は耐えられません。
あ、もちろん子供だって一緒だと思います。
親は、赤ちゃんの頃には100%の自由を子供からあずかり子供を監督して、成長するにしたがって自由を返していく。
自立するときには100%の自由を子供が取り返して、笑顔で家を出て行くようにする。
これが理想だと思います。
人間関係の一方通行は、破滅への道です。
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