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人に手を貸さないんだね

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先日、名古屋の地下鉄に乗りました。

栄という駅があるのですが、そこから別の線に乗り換えをしようと、階段を下りようとしたとき、老人が階段の手すりにつかまったまま、何か困った様子です。

その周囲を皆さん忙しそうに避けていく。

僕の前を行く人は誰ひとりとして声をかけようとしない。僕もそのおじいさんの背後を回って下に行きたかったのですが、一言声をかけました。

僕 「おとうさん、どうかしましたか?」
おとうさん 「えっ?あ。ああ、あの・・・ 金山へ行きたいんですけどね」
僕 「あ、金山なら僕と同じです。この階段を下りたホームですよ」
おとうさん 「ああ、そうですか。それはご親切に。まあ、いつも地下鉄に乗っているのに、文字が見えんもんでね」

言われて周りを見てみると、なるほど宣伝の看板やらなんやら、分かりやすく色を使っているものの、本当にみたい情報は全然見えないわけです。

僕 「ほんとやね。見えにくいわ」
おとうさん 「今から、伝馬町の友人のところに行くんだわ」

とホームでお話をしながら、結局おじさんと一緒に電車に乗りました。

しかし!

電車に乗ってから路線図を見ると、

(゜◇゜)ガーン  て、て、伝馬町に止まらんぞ。この電車。

伝馬町に行くには、名城線。僕らが乗っているのは、名港線。

線違いです・・・。
金山まで行けばいいと単純に考えてしまっていました。(__;)

僕 「おとうさん、ごめんなさい。僕間違えたみたいで。これは、金山に行くんだけど、港の方に行っちゃうんです。だから、金山で僕と一緒におりて名城線に乗り換えてください」

僕があんまり恐縮するもんだから、おとうさんが逆に気を遣ってくれました。(笑)

おとうさんは無事目的の電車に乗り、めでたしめでたしでした。

しかし、人に手を貸さないものですね。
おとうさん、どう見ても困っていたのに。

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