4年生の頃、息子はひどかったです。
先生とうまくいかない、クラスメイトの女の子とトラブルになって、カンシャクを起こして教室の水槽(水の入っていない)を蹴って割ってしまったり。弁償の品を持って僕が謝りに行くなんてこともありました。
とにかく反抗も口答えもあったし、学校からの電話もあった。
手形が残るほどビンタしたこともありました。
6年生になった今、息子は自分で言っています。
「僕って4年生の頃悪かったよね。思い出しても恥ずかしいよ」
僕としては願ったりかなったりな言葉です。
子供が何にも問題を起こさないなら、それはそれで良いことです。
でも、ただただおとなしいとか、従順であるだけだったり、ひょっとすると裏表があるなんてことになると問題がないことを喜んではいられません。
子供は未知の問題にぶつかる。
経験が少ないんだから仕方がない。
やることなす事未知の問題なんだから。
大事なのはそこから何を学ぶかだと思うんです。
息子は、
荒れまくって人の話も聞かなかったことを“恥ずかしい”と思う心を持ちました。
荒れていた頃は、毎晩頭を抱える日々でした。
僕が出張でフランスにいた時も、毎晩スカイプで話を聞いて、時差があるにも関わらず現地の真夜中すぎまでずっと学校での不満を騒ぎ立てる息子の話を聞き、アドバイスをしました。
あれから2年。
その行動を冷静に見て反省出来たのであれば、最高の経験だったというわけです。
今ものすごく辛くても、親としての信念を持って子どもと向き合うしかないです。
それは必ず映画のように筋書きがあって、
いつか笑って話せる
というものにならないかもしれないです。
でも、やるしかない。
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