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親がやっちゃいけないこと

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そっぴくんが合気道を始めて4か月、子ども達の間に違いが見られるようになりました。

1.稽古をするために来ている子
2.友だちと会うために来ている子
3.親に連れられてきている子

その中でも、残念ながら2・3が多いです。
子供の習い事は、

「楽しくやれて、続けばいい」

と思いがちだけど、僕はこの考え方は子供を腐らせると考えています。
子供は、上達無しには

楽しさ

を感じません。
上手くなるから、楽しくなる。だから、続けることが出来る。

友だちと会うのが楽しくても、稽古は厳しいものです。だから、稽古の部分がおろそかになる。上達しないから、面白くない。

更に悪いことに、武道の場合、稽古を疎かにしてしまう弊害は自分の技が磨かれないことだけにはありません。

自分自身や、相手を怪我させてしまう可能性がある。

これが怖いです。
自分で怪我するだけならまだ良いです。

でも、危険なことをやっているという自覚を持って、受け身を徹底的に習得させて、稽古に集中させる。

これが徹底できないのなら、やめるべきです。

または、楽しさだけを追求出来る別のことに鞍替えして、武道なんかやらないことです。その方が、本人のためでもあります。

僕の息子が行っているクラブでも、

喉が渇いた
汗を拭きたい

その程度のことで、たった1時間半の稽古中に、4回も5回も親と畳の間を行き来する子がいます。

水分補給は必要でしょう。
でも、スポーツの激しさによって、そんなもの一時間に1回あるかないかで十分です。

ましてや、汗を拭く必要はありません。

それを許してしまう親も、相当多いのです。

習い事を長く楽しく続けさせたいのであれば、やるべきことは

基本・基礎を身につけさせる
稽古に集中させる

そして、上達する喜びを “親が” 教えてやること
(自分で気付くのが一番良いんだけどね)

です。
これが出来ないのなら、習い事なんてやめさせて、ウチでテレビみて家族で談笑してたほうが、何百倍も有益です。

ただし僕は、稽古の前後で友だちと羽目を外して遊ぶのは、おおめに見てやっています。

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