個人的には、
子供に価値観を押しつけない親はいない
と考えています。
異論はあると思いますが、おそらくそれは言葉のアヤってものです。
朝起きてから寝るまで、人間の行う行動には全て広義の
価値観
があるわけです。
例えば、朝は時間との戦いとばかり、大急ぎで準備をする家庭があります。
ウチでは全員朝早く起きて、出かける前のバタバタを減らす努力をしています。
そっぴくんは、学校へ行く前にお絵かきや、絵本を見る時間があります。
その横で、僕は新聞を読んでいます。
これは、僕らがそっぴくんに教えたい習慣であり、価値観だと思うのです。
我が家の朝
これは、それぞれの家庭で全く違うわけです。
実は僕自身が小学生の頃は、朝はバタバタ、立ってパンを食べて、牛乳で流し込んで、登校の集合場所に駆けつける、というより、家の前が集合場所だったので、飛び出していくという家庭でした。(笑)
価値観というと、とかく哲学じみた話になりがちです。
でも、そんな小難しいことは全然関係ないのです。
親の持つ習慣そのものが家庭を形作っていくわけですから、
生きている姿を見せている以上、子供に親の価値観は移ります。
だから、自分自身を反省して、
子供には自分みたいになってほしくない
なんて困ったことを言う親にならないようにしたいです。
子供には自分みたいになってほしくない、“から”
自分の理想的な生活を自分自身に習慣づける。
という発想にいくべきです。
子の前に、親。
子供が小さければ小さいほど、
親が変わればいいんだから、こんな簡単なことはないのです。
・・・のはずなんだけどなぁ。
言うは易し、だな。(笑)
中毒を文化と呼べるのか? on May 23rd, 2009
戦争をどう教えるか? on May 17th, 2009
隙間に入れる言葉みたいだ on March 13th, 2012
よりを戻す? on November 20th, 2009
社会が成熟するとルールは崩壊? on January 23rd, 2010