10歳近く年下の友人が教えてくれたことです。
「僕は営業なんですけど、先輩達はバブル時代に会社で電話を待っていれば仕事が取れた時代の人なんです。だから、僕らに教えるだけの経験が全くないから、僕自身で切り開いていこうと思ってます」
すごい!
で、彼は、それを実行してしまっています。たまに会って話をしたり、食事をしたりしていると、
「負けられんなぁ!」
と思います。
目つきが違う。
今、高度成長期時代に生きた人達が定年を迎えています。
楽じゃなかったと思いますよ。
海外の何もないところや、ジャングルを切り開いて工場を造った人達です。
でも、右肩上がりで行く希望があったからやれたこと?
たしかにそうかもしれませんが、それはあくまでも後付けの理屈です。
僕も低学年の頃、何もないジャングルに連れていかれて、そこが切り開かれ、工場になっていくところを目の当たりにしてきましたから、
右肩上がりの希望 = 楽
とは違うことは、よく分かります。
今度は僕らの世代が試されているのかもしれません。
右肩下がりの絶望 = 絶望?
そんないじけた考えでは、やってられません。
この大変化は、30代の僕らが世の中を動かしていく時が来た証拠です。
「さあ、おまえら、やってみろ!」
と言われているんです。
「べそかいて逃げるか、それともぶつかって自分の力で乗り切るか?」
ここで、ぶつかっていく経験が出来るからこそ、数十年後に僕らが老いたとき、
「さあ、おまえら、やってみろ!」
と、息子達に言える立場になれるんです。
この荒波をかいくぐった、
偉いじっちゃん、ばあちゃん達
に、“僕らが” なるんです。
この事態をどう乗り切るか?
外に出よう、金を使おう、家を買おう、車を買おう
か。
そんなカンタンにゃいかないけど、それも解決策の一つです。
誰かがお金を使うのを、
みんなで待ってるから
先が見えないんです。
だって、誰も率先して使わないもの。(笑)
勝ち組とか負け組とか、そんなものに何の根拠もない、全てが砂上の楼閣かもしれないことが、ハッキリ分かった今の世界です。もはや、勝ちも負けもありません。
自分が投げ出すまでは、全てが途中なのです。
途中ということは、何度でも挑戦が出来るということです。
そして、勝ち負けがないことが分かったということは、周りの全ての人は、
味方です。
とりあえず、僕が欠かさずやっていること。
仕事で遠出したら、必ず家族にケーキを買って帰る。
そうです、世界経済のためにやってるんです。 <(`^´)>エッヘン。
決して僕がシュークリームが大好きだから、そのイイワケにしてるわけではありません。
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