僕は辛いモノが好きです。
お気に入りのインドカレー店では、
激辛
が普通です。子供の頃暑い国にいて、そこで辛いモノを食べ慣れたからそういう習慣になったのかもしれません。当時僕は小学2年生。美味しいとか、不味いとかいうより、そういう味のものがいっぱい周りにあったのだから仕方がない。
ところで、子供に辛いモノって食べさせたらいけないのでしょうか?
たまに聞くのは、子供と大人は味覚が違うから、大人が食べられても子供には食べられない物があって、そういうものはわざわざ食べさせる必要はないという説。
今のところ、ウチでは辛いモノ、苦いモノは好き嫌いにカウントしていません。
キャベツの芯とか、ゴーヤとか。
でも、この頃思うのです。
僕の南米の友人宅で、子供の誕生日に ピニャータ という紙のくす玉にお菓子を詰めたモノを棒でたたき割る遊びをさせていたのです。その中には、言ったら悪いですが、
添加物バリバリの凄いお菓子がギュウ詰め (笑)
その中に、練りアメみたいなものが入っていました。
指輪みたいになっていて、それを指にはめてアメをしゃぶるのです。
子供が食べろ食べろと言うので、ちょっと舐めてみたら、
激辛 (>_<)
辛いモノ好きの僕がむせ返るほど辛いものを、子供が喜んで舐めていました。
害はないってことです。
味覚は五感の一つです。
それなら、辛い味も体験させてやっても良いのではないかと。
日本人の微妙な味付け、焼く揚げるしか知らないの?というアメリカ人の味付け、ガーリックやオイルが特徴的なヨーロッパの料理などなど、色々な味を体験するに越したことはないはずです。
ということで、最近僕が始めたのは、例えば麻婆豆腐を作るとき小さじに半分くらいの四川唐辛子ペーストを入れて料理したり、イタリアンを作るときは鷹の爪を最後に入れて、食べる直前に取り出し
ちょいピリ
の味つけをしています。
息子に辛いかどうかを聞くと、
「美味しい!」
と喜んでいます。もちろん、辛味があったほうが食も進むし、メリハリがあって料理がくどくならないというメリットもあります。子供に冗談半分で辛いモノを食べさせるのは酷いことですが、色々な味を体験させるという目的があれば良いと考えています。
実は、子供にあわせてカレーまで
甘口
に切り替えられてしまったことへの抵抗だったりします。
最近、ようやく中辛解禁になりましたけど。(笑)
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