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“イクメン”がそろそろ呆れられているから

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息子が小さかった頃(10年位前まで)は、あまりイクメンって呼称は無かった気がしますが、今は誰も彼もがイクメンを自認するようになり、まるで

ファッション。

でも、この頃イクメンって意外と呆れられています。
例えば、子供が小学校中学年くらいまでは、ほとんどの子育ては

手間がかかる

だけです。
おむつ、離乳食にはじまり、遊んであげることまで。
それを手伝っているから、僕ら男は

「オレはイクメンだ!」

というのですが、まずこの時点で

「やってくれないよりマシ」

と思われている可能性を知ったほうがいいです。
女性の側の意見を調べてみると、子供が生まれる前の女性の家事量を分かりやすく(ざっくり)

100

とすると、子供が生まれるとその手間が

200

くらいになる。
そのうち、50くらいを父親が負担したとしても、女性の負担は

150

生まれる前より50%アップになっている。
しかも、これは

手間分のみ

です。
例えば、小学校高学年にもなってくると子供にも社会的な問題が起きてきます。
中には(うちには幸い未だに無い問題ですが)僕らの子供の頃からは考えられない、

男女問題

男子ウザい、女子ウザイではなくて、

お付き合いレベル。

まさに男女問題が出てくる。
子供が中学生になり、活発に行動範囲が広がる頃には、スマホが欲しい、カラオケに行きたいなど、躾の難しい要素がでてきます。

親とのぶつかり合いも、当然出てくる!

「手間」を分担していれば終わっていった時期過ぎ、親が子供をどこまで理解して、どこまで譲り、どう軟着陸させるか、という日々が続きます。

行動範囲が広がる時期に「すべて許さない」と言っていてはいけません。
どんどん外へ出ていくよう、親が後押しするくらいでなければ。

この頃から、

「手間」の分担配分が無意味になります。

簡単だった手間の配分の次は、

「忍耐」

家事でへとへとになっていようが、仕事でくたくだになっていようが、子供とぶつかったり問題が発生したりします。
一旦問題が起きれば何が何でも対応しなければならない。

はっきりいってかなり面倒くさいこともあります。
聞き分けのない子どもを相手に、しっかりと話をするため、入り口がかすかに開くまでに数時間の忍耐を必要とすることも。

イクメンの真価が問われるのはここから。

この忍耐部分は、これまでの50の手間負担とは比較になりません。
子供が男の子なら、父親が

「忍耐部分を母親の3倍以上引き受ける」

必要があると思います。
僕は娘がいないので、女の子については分かりません。

僕は息子との意見の相違や、親として譲れない部分、話し合いをほぼすべて引き受けています。

妻の出番がないわけではありません。
非常に大切な役目を負ってもらっています。

僕と息子が決裂した時に、つなぎになってもらうこと。

それまでは、僕が延々話し合いをします。
でも、怒鳴りあいになることもあり、そうすると平行線になってしまうので、妻に間に入ってもらいます。ここがよく言われる、

親が二人で子供を叱ってはいけない、という言葉になるほどと思う時。

妻はこの時点まで息子を叱っていないので、間に入った時、比較的「急に巻き添えになった母親を敵扱いするのは変だ」と思いやすいので、今度は妻と息子の二人で話します。

息子が落ち着いた所で僕の気持ちも落ち着いてくるので、「自分も大きな声を出して悪かった。もう一度ちゃんと話し合おう」と僕の方から一歩引く。

「なんで、こっちが譲らなきゃならないんだ!!!!」ヽ(`Д´)ノプンプン

という怒りでいっぱいですが、そこは親ですから。
話し合いをして、自分の思いを伝えることが最終目標なら、譲るしかありません。

こんなことをしていると、休日の半日潰れることもしばしば・・・。

あまりにも自分が自信を持っていた「子育て論」が当の息子には伝わらないことに打ちひしがれ、

「オレ、イクメン!」(^_^)

なんてやってる場合じゃないことに気づきます。
どうしたらいいかな、と毎日悩みます。

本当に“我が子を育て上げる”ってことを言うのであれば、

手間を分担しただけで満足している

その父親が「イクメン」と自画自賛している状況は、母親達にとっては呆れるしかないだろうと思います。

世のイクメン(僕は男の子の父親のことしか言えませんが)は、

手間部分をどれだけ分担できて、
忍耐部分をいかに100%近く引き受けられるか?

ここで真価が問われると思って間違いないです。
すべて、は先程行ったように無理ですから、やはり協力して育てていかなければならないわけです。

「手間と忍耐」このバランスを夫婦で整え続ける。

二人で過不足なく負担しあって、子供が立派に独立したら、ようやく

子育てが上手くできたのか、そうでなかったのか?

が評価できると思っています。
子供が独立する前に、子育ての良し悪しなんて分からないですから。

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