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なかなか出来ないこと

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毎日、息子は叱られています。
でも、僕はたった一つのことだけしか叱りません。

・・・が、毎晩叱られてる。

僕が怒るのは、

人の話を聞いていないとき だけ

です。とはいえ、大人の立場からすれば、応用が利くので、何にでも当てはまってしまい、全然フェアーではありません。でも、親と子が平等で付き合ってちゃ話になりませんから、子供に不公平なのは当然です。先生と生徒が平等じゃないのと同じです。

息子には、

「お行儀良く食べなさい」
「茶碗の持ち方が悪い」
「片付けをしなさい」

というのですが、この“言葉を聞いてない”ために、何かを派手にこぼしたり、大事なオモチャを無くしたりということがおきる。だから、僕は叱るんですが、子供の視点からは、

「お行儀」
「茶碗の持ち方」
「片付け」

について叱られてると見えるわけです。だから、子供は、

「パパは、お話を聞いてない時にしか怒らないって言ったのに!」

と思う。(笑)
息子の視点から、唯一僕が言葉通り、

人の話を聞いてないから叱っている

という実感があるのは、

叱られている途中で、ついオモチャを触ってしまい叱られた = 聞く態度がなってない

という時だけかもしれません。
この頃は、いっちょまえに反抗もするようになってきたため、叱られる回数が増える。
叱られる回数が多いと、叱られること自体に慣れてしまい、

聞かなくなる、悪循環。 (__;)

でも、人の話を聞ける子になってほしいんですよね。
人が生きていく上で、一番必要なことって、

人の話を聞くこと

だと思うのです。
それが、良いことであれ、悪いことであれ。
大人にとっても難しいですから、子供に望みすぎなのかと思うこともあります。

あまり叱りすぎると、余計に聞かなくなる。

それは分かってて、ぷんぷんしてる自分に気付くけど、沸いた湯はなかなか冷めないんですよね。 (^_^;)

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