夜、余った花火を(しかも去年の(笑))を見つけて、
花火やろっか!
と庭に出てパチパチやり出したところへ、近所の一つ年上の女の子がお母さんと犬の散歩で、我が家の前を通りがかりました。その子が、当然花火に気が付いて、
「あ、そっぴくんの家、花火やってる?」
と言うので、庭に招き入れ子ども達は花火、僕ら親は雑談をしていました。
もともと沢山あったわけではないので、しばらくして最後の一本がテーブルの上に。
そっぴくんがそれに手を伸ばしました。
僕は、「やっぱり(笑)」と思ったのですが、そっぴくんの次の行動は凄く意外でした。
「Kちゃん、これやりゃ?(これ、やっていいよ、の名古屋弁)」
と差し出すのです。
結局は一つ年上のKちゃんが、「いいよ?、そっぴくんやりゃ?」と言ってくれて、そっぴくんはうれしそうに火をつけました。
家族でリンゴを食べたり、フレンチフライを食べたりすると、かならず最後の数本はラストスパートで頬張る子です。(笑)
それが、他の子の前では、
良いかっこしい
かもしれないけど、譲るという行動が取れたことが、僕にはうれしかったです。
もともと、そっぴくんは年下の子に優しいけど、こんな行動が自然に取れるようになって良かった。
あとで褒めてやると、
「だって、Kちゃんのお母さんがいたもん。かっこいいとこ見せたかったんだもん」
・・・ちゃっかりしとるのです。(笑)
まあ、良い方にかっこつけるなら大歓迎です。
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