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食材について知らない場合

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僕はどこかで正式な料理の訓練を受けたわけでも、料理本を読みあさって研究したわけでもないので、食材については何も知りません。だから、いつも頭の中で

あれとこれを混ぜて、こんな風にしたら美味しいかも

という想像を元に料理を作ります。それが後で名前の付いた料理だったりすることもありますが、多くは一度で終わり。二度と同じ料理が食べられないものもかなりあります。

最近は本を読んで勉強したりすることも出てきましたけど、基本は 思いつき料理 です。

ところが、このやり方だとどうしても進歩がないのです。
自分はともかく、そっぴくんに毎回おなじような料理ではパパ料理も飽きられてしまいます。(笑)
知ってる食材、使ったことのある食材ばかりで料理しても面白くない。

そんな時に利用したいのがスーパーです。
特に鮮魚コーナー。

スーパーの鮮魚コーナーには意外に面白い食材が並んでいますが、自分で料理する自信がないものも多いです。

そんな時はどうするか?

水産コーナーの責任者に、

「これ、どうやって食べるの?」

と聞けばいいんです。すると、基本的な食べ方を教えてくれるので、買って帰って言われたとおりにするだけ。

パートのおばさんだと分からない場合もあります。
でも、きっと責任者にきいてきて教えてくれます。
つまり、責任者に直接聞くのが一番楽ということ。(笑)

やる気のある人なら、そうして声をかけられるととても喜びます。それだけではありません。

魚の下ごしらえもしてくれます。
鱗や、えら、ワタを取ったり、おろしたりしてくれて、再パックして渡してくれます。待ち時間、約2分。
普通、追加料金なんて要求されません。
持ち込みの魚も受け付けてくれるところもあります。(有料)

鮮魚コーナーには、「調理いたします」と書かれていて、これがおろしたりワタを取ったりということです。
面白いところでは、アメリカの中国系スーパーでは、焼いたり揚げたり、買った魚肉ボールを料理するところまでやってくれるところがありました。 「調理」と「料理」はこんな使い分けをしているようです。僕がいくスーパーでは、調理です。

家へ帰って、

「どうしようか、これ・・・」

という心配はありません。知らない食材を買うことである程度の冒険なのに、買って帰ったはいいが、マズイ物を食べることになってしまっては面白くない。もったいないし。

だからプロに聞くのです。
そんな場面を子どもに見せれば、子どもも興味のあることは人に聞くようになります。

そして、食べ方が分かりにくいものほど、実は

美味しかったり
安かったり

そんなオマケもついてきます。

一度食べて、味の傾向が分かれば、次回からは何を混ぜてどんな味付けにしたら美味しいか、想像する知識ができます。昔何かのCMでありました。

知りたいことは聞けばいい

聞けばいいんです。それを待っててくれているプロがいるんですから。(笑)

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