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日本語で分からないこと

文章を書いていると分からないことがいっぱい出てきます。例えば、

おすすめ

という言葉。選択肢には、

お奨め
お勧め
お薦め
オススメ

があがりますが、どれをどんなときに使ったらいいのか自信がなくて、ひらがなを使います。それから、

小さい頃、こんなこと“よく”やったなぁ

の“よく”は、

良く

でいいのかな?僕の感覚では、これは正しくないと思うので、やはりひらがなです。そして、

しかたがない

という言葉の、“ない”は、

無い

と感じで書くのが正しいのか?と悩み、やはりひらがなに。さらにさらに、

?かもしれない

“しれない”、は

知れない

でいいのか?これは出版されている本でもこのまま使われています。
でも、違和感があります。正解はどっちだ?

よくよく考えてみたら、漢字で書く必要ってあるのかどうか、根本的なところが疑問に思えてきます。ある本で、

「何でも漢字で書いて喜んでいる人達がいる」

ということを言っている学者がいて、少しホッとしました。そこでは、「くわしく」って書けばいいのに、なんで

詳細

って漢字を使うんだ?とか、そういった疑問が挙げられていて、結論としては当て字のような漢字が増えてきているので、無理矢理漢字を使う必要はないし、漢字ばかりを使う方が日本語の表記としては間違っているということでした。

ちょっと安心。
ひらがな、ばんざいです。(笑)

その他、これは絶対違うだろ!と思いながらも、声を大にして言えない自分がいる日本語もあります。例えば、

やってみたいと思います。

この“みたい”をネットでは、

やって見たいと思います。

と漢字で書く人がいます。これ、違うでしょう。でも、ひょっとしてこんな用法があるのか?
あまりに堂々と書かれているので、自分を疑ってしまう自分が悲しい。 (T_T)

恥ずかしいのは、

こんにちわ!

とメールや文章が始まっている人です。これは絶対に違う。
そんな細かいこと言ってたら話せない、書けないになってしまうけど、

正しいか間違いか分からない

ってのも恥ずかしいです。ちょっと勉強してみたいと思い、早速本を買ってきました。(^_^;)

(余談ですが・・・さきほど言ったような理由で、英語・語学の勉強をするときは、詳しい文法知識を記憶しておく必要はないのです。ただし、文法が全く必要ないというわけではなく、第二言語では早く全容を把握するために文法書は必要不可欠なのです。あくまでも“記憶”しておく必要がないだけであって、目を通してざっくりと把握しておく必要もないわけではありません。文法は大切です。僕はこれから日本語の文法もやり直そうと思っています(^_^;))

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