英語を話せるようにするには、小さいうちから
と言いますが、勉強の方法もとても大切になってきます。
できれば親が一緒に英語を勉強して、普段の生活の中に何となく(一日中ではなく)英語を取り混ぜて、シチュエーションと単語を結びつけてやるといいです。
ただし、発音を最初から鍛えてあげたほうがいい。
発音は後からでも直るけど、最初から通じる発音を身につけさせることができれば良いんですが、なかなか難しいです。ただし、やれることはあります。
例えば、アルファベットを、
エイ、ビー、シー、ディー・・・・
とばかり復唱させないことです。
大人になったら分かることですけど、英会話の中で、
エイ、ビー、シー、ディー・・・・
なんて言うことはありません。
A の持つ音
B の持つ音
C の持つ音
:
を教えてあげるのです。こういうのをフォネティックスと言います。
音で覚えて、その音を再現するわけです。
これなら、小さな子でもできる。
更に良いことに、これができるようになると、かなりの確率で初見の単語も簡単に読めるし、音を聞いてスペルを思い浮かべることができます。
教え方は、英和辞典を持ってきて、最初の方にある、発音記号の
顔面断面図
を使う。(笑)
これは、意外につかえるので、徹底して身につけるんです。
A という音は、口角を左右に広げる感じで
舌をU字型になっている下の歯に収めて固める感じで
“え”の発音をしてみると、A の音になります。
言葉で言うと分かりにくいけど、断面図どおりに練習していくと、とても通じやすい音が出るようになります。
それを、全てのアルファベットで練習して、単語の発音を教える時は、親が辞書を引きながら、必ず発音記号を読むようにします。
先日、出先であるお母さんが子供に英語を教えているシーンに出くわしました。でも、お母さんの発音は、かなり困ったものでした。例えば、
1月 = January を “じゃにあり”
と教えて、子供がそれを復唱するという感じ。
これでは、将来、子供が発音しながらスペルを思い出すことができず、
スペルと音
という2倍の学習を必要とします。
これはかわいそう。
とにかく、発音だけはいい加減に教えないことです。
じゃにあり
では絶対に通じません。
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