どうする「理数力」崩壊
という本を読みました。途中で放り出しましたが。
放り出した理由は、別にこの本が酷いとかそういうことではなくて、分かっていることの確認だったからです。それに、僕が苦手な書き方なのでページが全然進まないのです。(^_^;)
理数力が落ちていることは自分を見たら分かります。
僕は理数系が凄く苦手で、僕の友人も苦手。
教育の責任にするわけではありません。自分がしっかりやらなかったのですから。
自分の子は、「授業時間の長短は問題か?」で書いたように、
「脳に異なる種類の“刺激”を、多方向からあたえて揺さぶりをかける」
それだけの理由で全ての教科をしっかりやらせたいと思います。
好きなことばかりやっていたら、勉強といえどもよくありません。
そのためには、僕自身も同じ勉強を一緒に(競争で(笑))やろうと思っています。
文系が好きだから文系だけ、数学が好きだから数だけ、ではダメなことは世界中の偉大な数学者達が、数学者であると同時に哲学者であったり、アーティストであったりすることでよく知られています。糸川英夫博士はその点ではずば抜けていたそうです。
好きなゲームや携帯、テレビをどこへ行くときも持ち歩くことが子供の可能性や想像力にとって利益になるのか、不利益になるのか、親は強く意識したほうがいいです。
個人的には可能な限りそういった物から息子を遠ざけて育てたいと考えています。
とはいえ、結果は何十年も経ってからしか分からないことです。
親というのはその時々の判断で子供の将来へ大きな賭けをしているということなのです。
僕の責任は重大です。
僕は数学が苦手でした。
物理も苦手でした。
というか最初から放棄していたようなところがあって、大学でリサーチ結果を分析する方程式を組み立てて計算する時にとても苦労しました。
一問解くのに4?5時間計算し続けて一つの答えを出すという練習を毎回数問宿題としてだされて、毎日朝の4時まで問題に取り組みました。
そのうち、ノートを細かな数字と記号で埋めるのが楽しくなりました。
以来、興味が出てきて、高校レベルまで戻って基礎から勉強をし直しています。
最初からやっておけばこんな面倒はなかったのだけど、自分の怠けのツケです。死ぬ前に出来ればオッケーです。最長でも、そっぴくんが18になるまで一緒に勉強すれば、あと13年で完了出来る計算です。(笑)
前出の本の言葉を借りなくとも、国民の学力は将来の日本を決定してしまいます。だからこそ、小さなうちにいっぱい遊ばせてやる必要があるのでしょう。
それから、最近気付いた遊びのもっと重大な効果。
脳の休め方
も遊びの中から学んでいくのではないか?
充分に遊ばせなかったり、遊ばせ方を間違えると、休み方を知らない人間になってしまうように感じませんか?
簡単に言えば、
ストレスをコントロール出来ない人間になる
ということです。
自分の子供が、です。
本「どんぐりの食べ方」 on August 24th, 2007
ようやく始まった読書 on February 23rd, 2010
読みにくい絵本 on May 5th, 2009
速読で失うこと on April 20th, 2008
読まない本 on July 19th, 2009