殺人事件で、
「よりを戻そうと思ったが、拒否されたからかっとなった」
という言葉をよく聞くんだけど、
そういう性格だから拒否されたんでしょ?
って、誰もが思います。
まず、その性格直せよ!
誰かに拒絶されている不快感を、他人を強制することで取り去ろう
という、他人依存、自己努力ゼロの性格がいかんのです。
でも、世の中にはこういう人がたくさんいるわけで、同時に“逆恨み”にびくびくしながら生きている人も同数いるのです。
他人に拒否されることをここまで嫌う人というのは、習慣的に
我慢のない人
だったのではないか。
例えば、僕の息子なんかは、僕が叱っていると
叱られているこの時間(不快感)が我慢できない
だから、「ごめんなさい」を連発して、僕が何を教えたいのかという話を落ちついて聞くことができません。こっちも声が大きくなってしまうし、そうなると更に聞かなくなる。
どこの家庭にもある風景です。 (__;)
大切なのは、早く許してもらうことではなくて、同じ間違いを繰り返さないよう努力することなんです。叱られるのは仕方がない。でも、何度も叱られたくなければ、悪い習慣を断ち切る努力をすればいいのです。
人間社会で普通に生きていこうと思ったら、自分の間違いを認めて、他人の怒りがおさまるのをじっと耐えるという場面も出てきます。
ビジネス面で言えば、そこにチャンスがある場合も
グッとこらえて、相手の本心を探る中で理解も生まれるし、新しい提案やしかるべき謝罪方法も見つかります。
我慢できず、逆ギレするようなヤツは何をやってもダメです。
ただ、相手によっては
他人を罵倒することに快感を感じる人
もいますから、そういう言葉は聞き流して、できるだけ早く関係を絶つようにしたほうがいい。
いずれにしても我慢というのは、解決の近道だったりします。
言いたいことを言って、一瞬の快感を得たところで、不要な不快感と修復不可能な人間関係を増やす結果になることも多いですから。
がまんは、それほど悪いものじゃないです。
(ただし、僕がそこまで達観しているとは言ってません。m(_ _)m)
日本の文化? on July 27th, 2009
評論家 on July 8th, 2009
怪しいセールスが増えて困る on April 4th, 2009
公園デビューって実話なの? on November 8th, 2007
誰か説明して on July 22nd, 2011