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リーダーだけが知っている

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自分自身に政治や経済に関しての知識が少ないことをいつも危機感を持って考えています。新聞や本を読みあさっても、なぜか輪郭が見えているようで見えていない。疑問がいっぱいあって、その答えをネットや本に求めても、納得できる答えがない。

これが小中高でしっかり授業を受けなかった結果なのか?
にしては、仲間の優等生達も僕に説明出来るほど分かってないから、そんなものなんでしょう。(笑)

最近の国会の話題でも、僕は堂々と自分の立場を言えないし、議員達が何を話しあっているのかあまり理解できない。用語も知らないから、単語帳でも作るか。(^_^;)

それが、僕の頭が足りないために理解出来ないのならある意味当然のこと。

もし、政治家達自身が何をしてるか分かっていないため、こちらに伝わってきていないのなら大問題です。

新聞見てても、

「議会で議長の口を押さえにみんなで殺到するってのは、大人の世界では通用するんだ」

とか妙なことに感心する。

僕が妻に息子の悪さを報告しようとすると、息子が口を押さえに来るけど、そんなことで何も変わらない。政治だとそんな幼稚なことが“手段”として成立してしまうところがコメディーです。しかもいい大人がスーツ着てやってるんですから、痛快です。(笑)

たとえば、国民の合意を得られないとしても、リーダーが明確な目的を持っているのであれば少々強引にでも推し進めてもらってもいい。その代わり浜口雄幸のように、命がけでやらなければならない。

僕ら一般市民は政治を一日中考えてたら干上がってしまう。

それを考えることで金をもらって専業でやっている政治家が、自信を持って国の行き先を決めるのは当然のこと。

それって、根本的な選挙の意味です。
国民全員で政治やってたら世界が動いていかないから代表者を選ぶんです。
国民の支持を得てからやってたら、後手後手に回ってしまうんです。

有権者がやるべきことは、代表者の選び方に精通することだと思います。後はその人がやることを支持するだけ。難しいところはそいつに考えさせるんです。僕らは、そいつの判断力を信じる基準を自分の中に探すのです。

言ってみればアウトソーシング。(笑)

で、信じられて選ばれた者は絶対にその信頼を裏切ってはいけない。
これが出来ないのであれば、選挙の仕組み自体が無用です。

僕の考え方は、リーダーの言動は今の僕には分からなくてもいい。ただ、目的の場所にたどり着いたときに、

「こういうことだったのか!」

と分かれば良いんです。それくらいの忍耐力は持ち合わせています。

ただ、それが理想論だということもしっかり分かってて、国民のために政治やろうという思いが伝わるような迫力のある政治家が誰もいないってのが駄目なんです。特定の団体の利益に走っているのかな?とか、利権がらみか?とか疑念ばかり。

利己主義に走って、使命感というものが感じられないから国民は政治家を信用しない。人が信じられないから選挙に行く気も失せる。ただし、それは足踏みではなくて、国の墜落を意味します。

選挙まで1か月あります。
代表者の選び方を一生懸命勉強して、少なくとも僕らの義務は果たさなければ。

投票は絶対にしなければなりません。
義務だからだけではありません、墜落を止めるためです。

そして候補者は相応の覚悟をしておいてください。

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