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ハテ?社会貢献と人類の歴史

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鼻炎です。一説には中国の黄砂のアレルギーだとか。折角花粉症を克服したのに。
妙なところで中国を身近に感じつつ、鼻炎の薬の影響でぼんやり。

先日、とある公的な団体の活動に協力したくて登録申し出をしました。子供達の教育関連団体です。

ところが返答は、

「本年度は登録を停止しています」

とのこと。言い方を変えれば拒否されてしまいました。(+。+)

「きっと役に立ちますよ」

我ながら偉そうな言い方だと思いながら、再度申し出るも却下。仕組みの見直し中だということなので仕方がない。

社会貢献なんてきれいごとだという人もいます。でも、人は自分の属する集団に対して、絶対に貢献を惜しんではいけない。

例えばこういう女性がいました。

「私は自分の人生を楽しみたいから、結婚しても絶対子供なんて作らない」

僕はこれを聞いたとき、強い違和感がありました。

人類は700万年かけて進化してきたそうです。言い替えれば、700万年もの間おそろしい数の世代が入れ替わり連綿と続いてきたわけです。

この歴史は大きすぎて、今、この時代に生きる自分たちにこの流れを止める権利なんてないと畏敬の念を持ちます。

自分の存在より大きい歴史を、必ず何かの方法で次に繋いでいく、しかも出来る限り良い状態で渡していく責任がある。その根幹の部分に、女性にしかできない出産がある。生まれなければここで途切れてしまう。

自分の人生を楽しみたいから、この流れを止める?

自分も人類の歴史の一部だと考えると、人生の楽しみなんてものは随分と安っぽいモノに感じます。

こういう事を書くと、

「産めない女性もいるのに、配慮が足りない」

と言われてしまいそうですが、意図を察してください。子供が出来なくて悩んでいる夫婦は、悩む姿勢だけで周囲に強い影響を与えることができます。実際そのように活動している方々もいらっしゃいます。
人生を楽しむなといってるわけでもありません。細かい言葉が気になって夜も眠れない人が出ると困りますので、念のため。(笑)

人類の700万年のリレーを考えると、子供を正しく育てることの重要さ、命の重みが見えます。

昆虫は沢山卵を産んで、その一部が成虫になり次の世代を残す、引き算の世界。
人間はもっと高度に、一つの命を大切に育てる、足し算の世界。

子供は大切に育てる。
大人は利己主義になってはいけない。
出来る方法で社会に貢献していくことは、この大きな歴史の一部である全ての人間の責任です。

鼻炎で薬を飲んだら、頭が随分遠くまで行ってしまったようです。

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