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子供にケンカを教えるか?

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小学生までに、あと2週間を切りました。
幼稚園を卒園したものの、息子の幼稚園では3月いっぱいの平日は、朝から夕方まで預かってもらえるため、毎日通園しています。

そこに、そっぴくんの年少さんの頃からのライバルも来ています。

身体が大きくて、乱暴もので、友だちがいない、ちょっと寂しい子ですが、なぜかそっぴくんにまとわりつくのです。仲良く遊べばいいんですが、パンチをしたり、身体でぶつかってきたり、鬱陶しいのだそうです。

年少の頃は、

先生に言いつけなさい

と言っていましたが、年中では

やり返せ!

年長では、

やっつけろ!

過激化していますが、これは仕方がない。
でも、そっぴくんは臆病ではないけど、

先生に叱られる=ルール違反=悪いこと

という意識が強いので、やられてもなかなか全力でやり返すことが出来ないのです。
まあ、おびえて幼稚園に行きたがらないとか、そこまでのことではないので放っておきました。
ところがある日、その子供が、

綱登りの綱をそっぴくんの顔に、鼻血がでるほどぶつけた

という事件があり、僕もこのままではいかんだろうと思うようになりました。
この子は、そっぴくんと同じ小学校へ行くのです。

小学校に行けば、先生が常に見ていてくれるわけではないから、誰も助けてくれない。
自分で身を守る方法を教えなければ!

身を守る=逃げる

では問題解決にはなりません。他人がなんと言おうと、

徹底抗戦!

これしかありません。男なんだから。
石川は暴力を教えるのか?
暴力に暴力で対抗するのか?

残念ながら、イエスと言わざるを得ない。
ただし、僕は暴力とは思っていません。

相手はそっぴくんより体格が一回り大きい同級生。
そっぴくんに、非常に強い興味を持っている。
逃げ回っていて何の解決になるのか?
「あの子が怖い」なんて言って、息子の行動や行動範囲が抑制されるなんてことは、僕には我慢出来ない。
かといって、大人が口だしするわけにはいかない。
だいたい、お兄さんがいたりすれば、殴り合いのケンカは実戦で鍛えられるんです。
一人っ子は、親が多少揉んでやらなければ、世の中に出てから困ります。

ケンカしてでも、自分で解決しなければならないんです。

この乱暴者に狙われてしまったんだから、仕方がないでしょう。
乱暴者も、ただ大人しいだけの子は、相手にもしません。

不幸にも、好敵手だと思われてしまったのか。(笑)

そっぴくんには、ケンカの仕方を教えました。
ケンカは殴るばかりではありません。

パンチを受けること、痛みを知ることもケンカを覚える一部です。

相手も立っているだけではありません。
痛いのイヤだから殴ってくる。
殴るのはいいけど、殴られたくない、痛いの怖いなんて言ってたらケンカできません。
だから、僕と素手で殴り合い。
そっぴくんは僕を思いっきりパンチしてきます。
ちっこい手だし、パンチが意外にも重いため、棒でつつかれたような鋭さ。

すげ?痛い。 (>_<)

スパーリングが終わると、僕の腹と胸は真っ赤です。
たまに、アザが出来たり、腫れが3日もひかないほど殴られることもあります。

僕も、そっぴくんが相手に殴られそうなところに、素手でパンチをします。
もちろん、小学生程度の力です。
痛いはずなのに、少し顔をしかめるだけで、猛然と突進してきます。
当たり所が悪いと、涙を流すこともありますが、それでもやめると言いません。
腰を落としたファイティングポーズが、メチャクチャ決まってます。
凄いフットワークで、追い込まれて、腹に連続パンチです。
今も腹、痛いです。
腫れてます。

やばっ、僕がもたんぞ。 このままでは!! (O_O)

成果はすぐに出ました。
幼稚園でケンカをして、今までは少しやり返して、決着つけずに逃げてたものが、猛然とアタックしはじめたので、相手は焦ってしまったようです。

卑怯にも爪で、腕を引っ掻かれて帰ってきましたが、

それでもケンカに勝ってきました! ?(^_^)/

その日は、ケーキを買ってお祝いしました。
これで良いんです。

子供にやり返すことを教えるなんて、どうかしてる!

と思っている方、男ボウズが、他人の手を借りて、または助けてもらって、または身代わりでケンカしてもらってでも、

暴力反対!

なんて言ってたら、とっても情けないのです。
平和主義や、優しい子ではなくて、他人依存がすぎると思うのです。
他人依存の男になんて、絶対してはいけないと思うし、

自分自身がケンカしなければ、それで “平和主義” なのか?
他人が自分のためにケンカしてくれた時、「助かった」と思うことに矛盾はないのか?
逃げることも、ケンカも出来なくて、泣いている我が子、これが理想なのか?

という疑問にも答える必要があります。
多くの親は、暴力に反対かもしれません。
それでも僕は、息子に、

自分を守るだけでなく、やられているあなたの子を助け、あなたの子供の代わりにケンカできる男

になってほしいと思います。
現実の2面性として、

世の中には、好ましくない “暴力” に対抗できる、好ましい “力” があるわけです。

って言うと、“じゃあ、核には核と一緒でしょ!” なんて言われるのかな。
まいったね。(笑)

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