イヤなことがあって、それを人に話すとして、全く同じ出来事について話していても、
良い
と言う人と、
悪い
という人がいます。
例えば、信号無視をした人 A と、その人に対して警笛を鳴らした人 C。
信号無視をした人 A は、ある友人 B と
A 「交差点に車が少し入ってたら、仕方ないから赤でも行くときってあるよね?」
B 「うん、あるある」
A 「さっき、あそこの交差点でメチャクチャにホーンならされてさぁ!」
B 「少しくらいのことを我慢出来ないヤツって多いんだよ、最近」
と、比較的簡単に共感を得ることができます。一方で、ホーンを鳴らした C と、その友人 D。
C 「信号が変わった後で、“前の車に着いていけ?!”みたいなヤツがいたから、思いっきり鳴らしてやったよ」
D 「この頃マナー悪いヤツ多いからな」
C 「そうそう、オレが鳴らしたらこっち睨んできてさ。開きなおりやがって」
D 「逆恨みするヤツ多いよな、最近」
相手をしているBさんも、Dさんも、自分の友だちの言い分に対してとても寛容です。
このAさんとCさんを比較すると、僕は Cさん の方に荷担したくなります。
かといって、Bさんが悪人というわけでもありません。
仲間内には仲間内の法があって、
友人の敵は自分の敵
みたいに感じてしまうことがあります。
冷静になってみると、Bさんは、
「でもさぁ、赤信号で前の車に着いていくヤツって、オレだって鳴らすぞ」
と言うことも出来ます。
ところが、これを言ってしまうと、Aさんは逆上してしまうんですよね。
身内の法律
これが幅をきかせている世の中っていうのは、ホント住みにくいところです。
あけましておめでとうございます on January 1st, 2010
AED・救急講座 on May 25th, 2007
4時間の会議だって、楽しければ on March 11th, 2010
これがモンスターマザーね on January 14th, 2008
人から学ぶこと on December 3rd, 2009