昔、洗練されてキレイな女性アナウンサーがいる職場にいました。
アメリカで、この世のモノとは思えないような美貌を持つ女優と仕事をしたり、オーディションをしたりしていました。
何を自慢してるんだと思われるかもしれませんが、ポイントはここから。
一緒に仕事をしている以上、人前に出る準備が完了していないところも僕らは見る機会があるわけです。
丁度、会社で制服に着替える規定がある場合、私服の姿をみる機会があるようなものです。
準備前 ・・・ 普通の人です。
元が良い?
そんなことはありません。表現としては、
化ける
が、最もよく似合う。(笑)
見事に化けます。
テレビショーのチーフメイクアップアーティストが “仕事” をしている所をつぶさに見せてもらった時、なぜこの人が “アーティスト” なのかを納得しました。
できあがりは、アート、つまり作品なんです。
日本では、外国人を “黒船” とか、髪の色が金色なだけで “美女” を付けて呼びますが、見慣れてしまえば???ということがとても多いはずです。でも、画面に出ている時は、絶世の美女に見える。商品開発部みたいなものがあって、デザインされているわけです。変な言い方をすれば、誰だって、開発によって商品化してもらうことは可能なのです。
誰もが、ポテンシャル(可能性) を持っていて、引き出し方を知っているかどうかだけなんだなぁ
と思ったわけです。
ただし、ここからが問題です。
ポテンシャルを引き出すのは、メイクアップアーティストで、できあがりはもはやあなた自身ではなくなって、アーティストの “作品” なのか?というと、そうではありません。
アナウンサーにしても、女優にしても “準備前” から人並み外れたところがあるのが事実です。
周りを引き込む笑顔
話し方
知性
スタイル
自信のある立ち居振る舞い
これらが、メイクアップアーティストの仕上げで、
商業的価値を持って輝く
ということです。
だから、一流メイクアップアーティストがメイクしても、キャンバスである自分自身が磨かれていなかったら、それはハリボテになってしまうわけです。
男は、歳と共に見てくれはだんだん忘れて、自虐的になっていった方が幸せになれるという特権があるのも事実なんですけどね。(笑)
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