地震以来、頑張れソングや絵、メッセージを送ったり、
一風変わった 募金活動
のニュースがあります。
イベントのように楽しんでいるようにしか見えない。
一種の流行と化しています。
当事者でもないのにこんな事をいうのははばかりますが、被災者の皆さんはうれしいんでしょうか?
正直にいえば、とても白々しく思えます。
スポーツ選手が、
「夢や希望を与えたい」
というコメントを出していると、ものすごく無責任に感じる。
与えるって、一体なんだよ?
勘違いの全能感。
東北の皆さんに送る言葉をユニフォームに書いて、わざわざ間違った英語を使ってまで訳す意味があるのか。誰に伝えたいメッセージなのか考えたら、こういう茶番にはならない。
寒気以外の何も感じない。
今は歌ではなく支援金や物資が必要なはず。
誰がありがたがって、歌なんてゆっくり聞けるか。
頑張れ! という言葉が一番ききたくないという人もいます。
復興が始まったら、励ましでも何でもなくて、罹災していない土地から仕事を発注したり、注文を増やして、産業を動かす必要がある。社会、経済は全てつながっているんだから、間違っても
被災地の為に、ではなく
当然日本全体の為にしなければならないことです。
今日来たある企業からの宣伝メールの中に、
「一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。」
って、アホか!
これ、どこの企業もコピーペーストみたいに使ってるフレーズです。
本気で心配してないから出てくる言葉です。
担当者が、
「こんな時は何て書いたらいいの?」
と、当たり障りのない言葉を探した結果です。
頑張って復興してね
って、善人ぶって涼しい顔して言ってる場合じゃない。
地球に住んでる誰もがこの地震の影響なしにはいられないのです。
被災地とそれ以外 ・・・・・の感覚
が日本全体の将来の危険を呼ぶことは間違いない。
非当事者の立場から誤解を恐れずいえば、
憐れみじゃなく、もっと現実的なこと
を、社会に対して望まれているのではないかと思います。
震災に便乗したPR合戦が、
いま、一番うっとうしい。
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