先日息子の5歳の誕生日にこんな物を作りました。
僕はコンクリート細工が好きで、ホームセンターで適当な砂入りコンクリートを買ってきては色々作ります。中でも一番気に入っているのはこの足型です。
毎年の誕生日に作っているわけではありませんが、思いついたときにちょっとやるのが楽しい。
とても簡単なので、作り方を紹介します。ただ、子供にやらせるにはコンクリートのかくはんは重いし、しぶきが飛んで目に入ったりするので、基本的には大人の作業です。
・ 水を入れるだけの砂入りコンクリート
・ 仕上げ用のコテ
・ かくはん用の容器 (できれば丸い方が楽かも)
・ 枠用の角材 (任意のサイズで正方形が作れる4本一組)
・ 底板 (できれば正方形より大きめ。僕の写真のものは小さいです)
・ 四角く固定できるストラップかクランプ
・ かくはん時、目を保護するための眼鏡
・ 子供用肌クリーム (子供の足型を取った後の肌荒れを防ぐため)
コンクリートは肌が荒れるので、肌が弱い子は素足ではなく靴をスタンプ代わりに使うといいです。我が家では、足型を取った後、その場ですぐに足を洗って、更に風呂場で洗って肌クリームです。
四角く並べて・・・
そのまま固定して、底板を敷く。
写真左下のような保護眼鏡か、古いサングラスなどを着用してください。僕のように角形の容器を使うとコンクリートのしぶきが目に入ったりします。丸型の場合でも一応は眼鏡を用意。
容器にセメントを入れて、水を適当に混ぜる。それで、下の写真くらいになったら完了です。
下の写真のような感じだとちょっと柔らかすぎで足型がキレイに出ません。
コテを使って表面を丁寧に均してください。角がへこんでしまう場合は、小刻みに手を揺らすようにして突き込むと良い感じになります。
子供を呼んで、
そろ?り、そろ?り
と足をコンクリートに押しつけます。子供は興奮してしまうので、親が手を添えて足を動かさないように命令してください。(笑)
失敗したらコテで再挑戦すれば大丈夫です。
固まってきてしまったら大急ぎで。
もう片方の足も、こんな風に。
基本的に僕は怖い父親なので、息子はけっこう従順です。< (`^´)>エッヘン。
とりあえず足型は完了です。
コンクリートは肌によくないので、足型を取ったらすぐに足を洗ってクリームでも塗ってあげてください。
20分ほど乾かした後に、竹串を使って落書きをさせます。
このときは、
「間違えは“味”、気にせず好きなことを描く」
と教えて、リラックスさせます。無理に文字とかキャラクターとか、整っていないと体裁が悪いものは描かせないようにしています。
今回は自画像と、右のスジスジが“トンボ”です。(笑)
3万年後にこれが発掘されたら、学者がよってたかって何かの文字かもしれないと研究したら気の毒だと思います。これは単なる落書きです!!とデジタル世界で叫んでも意味ないか。
3日ほど乾燥させます。
赤子泣いても蓋取るな。絶対触らせてはだめです。
暑い日だと、急速に乾燥して割れやすくなります。
数時間に一度じょうろで水をかけながら、ゆっくり乾燥させるとひび割れしません。
枠は簡単にはずれます。外すと右の写真のような感じ。
完成したものを適当に置いてみました。まだ最終的にどこに置くか決めていません。
コンクリートは面白いです。上の写真の丸い花壇も僕が作りました。近くで見ると酷いです。(笑)
以前作った足型系が下の写真です。
左の写真の階段も僕が作ったものですが、その下の段の右端にスタンプしたのが、息子が3歳の時の靴(右の写真)です。
花壇の中の石板は、もっと以前に作った別の足跡です。かなり風化してかっこよくなってきました。
適当に作ってもかっこいいので、是非やってみてください。
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