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昼のテレビ

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某所で昼時のテレビを見ました。
どこもかしこも、景気がどうのと派手に景気の悪い話をしています。

マイケルムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」では、

メディアは不安を売っている

というセリフが出てきますが、その通りですね。殺人蜂がどうの、銃社会がどうのという、丁度僕がいた頃の事件が出てくるので身近に感じるんですが、確かに何もなかった。怖かったのは、LA近辺の山火事くらいで、テレビで騒いでいた病気や、虫なんて全く影響なし。

きっと景気も悪ければ、アメリカの金融関係も怖いことなんでしょう。
高をくくってみているわけにはいきません。

でも、一つ言えるのは、

テレビの一番組の中の、1コーナーで扱われる経済解説で世界が分かれば世話ない

ということです。
経済ジャーナリストとか色んな人が出てきて、色んな事を言います。
いちいち、怖がったり、不安がったりしない方が自分のためです。

最悪のシナリオを描いておいて・・・

だから、こうしなければならないんです!
でも、10分のコーナーじゃ不安を煽るところまでしかできませんから、

本買ってください。

一冊じゃ分からないから、

続編買ってください。

ただ、そういう流れです。
みんなを不安にさせて、みんながお金使わなくなっていけば、経済は確実に止まります。
お金を使わないことで、自分だけは守ろうとしても、経済というものは全て自分に跳ね返ってくるものです。

だからといって、無駄遣いをする必要はありませんが。(^_^;)

とにかくテレビのコメンテーターってのは、難しいことを

簡単に説明したフリの上手な人達です。

10分の番組で世界経済が分かるなら、経済学者や政治家が揃って頭をひねる必要ないでしょう。結局、

頭の切れる人達が金融の世界で数字を操っているんだなあ、すごいなぁ。僕にはできないなぁ。

と思っていたら、そろいも揃って大馬鹿者で何も分かってなかったわけですから、したり顔でコメントしてる人達も、それほどすごいことを知っているわけではなさそうです。理数系苦手な僕は、かなり劣等感持ってたけど、損したなぁ。バカばっかだったなんて。(笑)

テレビは、半分で、いや半分以下で聴いておくのが、正しい見方だと思います。

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