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挨拶は中毒になるみたい

昨日、今日、とある大きなイベントがあって、その準備のために朝早くから出かけていました。
社会見学のつもりで、そっぴくんも連れていきました。一人前に、

STAFF

とかかれた認識票を首にさげさせて、会場入り。
会う人会う人に、大声で

「おはようございます!」

と挨拶して回り、女性スタッフや、コンパニオンやモデルさんを特にねらい打ちで挨拶するウチの頼もしい息子は、方々で可愛がられ、

もうデレデレ。

父親にはマネのできない芸当です。どこで覚えたんだろう。(笑)
二日間、朝の準備だけ参加したので、この場違いな子どもの存在は目立ったようで、皆さんに覚えてもらっていたようです。
何より、挨拶すると大人がみんな褒めてくれるので、うれしくてうれしくて、手すきの人を探しては小走りにかけていき、

「おはようございます!」

とやっていました。子どもは褒めてもらえることに中毒になるようです。
親として隣にいる僕も、知らない大人と楽しくかかわることができる息子を見て、誇らしかったです。

この頃は、大人が声をかけると後ずさりして逃げていくような子どもが増えてきました。
もっともっと褒めてあげたいのに、褒めたくなるようなこと(挨拶とか)も全くしないから、褒めることができない。

親が、もう少し子どもを大人と関わらせてみたらどうかと思うのだけど。

きっと、口で説明したり、ただ厳しく躾けるよりも簡単に理想の姿になっていくように感じます。

それにしても、子連れで仕事は疲れる。(^_^;)
言うことをちゃんと100%聞いてくれるわけではないので、自分の仕事をやりながら、息子が人の邪魔にならないようにするのは大変です。

疲れたけど楽しかったし、息子と関わってくださった皆様には本当に感謝しています。
5歳の幼児なのに、大人扱いで話しかけてくれたことも、本人はとてもうれしかったみたいです。

人と関わるということは、凄く楽しいし、ありがたいことです。
人ってのは、二度と会わない人も含めて、一緒に生きているんだなという気がします。

たった一人、タバコを吸いながら周りを見ずにフラフラとふざけていた一般男性が、そっぴくんに後ろ向きでぶつかり、スネに怪我をさせてしまいました。

「ぼく、大丈夫だった?ごめんな」

という言葉をかけることもできないなんて、とても恥ずかしい大人だと思うぞ。

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