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「家族の絆」と言うけれど

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僕は、子どもに対してかなり厳しいし、態度や言葉使いが悪いとハッキリと

「パパはそっぴくんの友だちじゃない!」

と言います。
すると、友だち家族を標榜している人達から、

「オレは家族の絆を大切にしたいから、親子は仲良くすべきだと思うな」

と言われます。僕も仲はいいんですけどね。一般的に

絆 (きずな)

って言葉が好きな人は、意味をドラマチックに考えすぎているきらいがあります。絆って聞くと、

切っても切れない強い繋がり

とばかり考えられていますけど、絆の別の読み方には、

ほだし

というものがあります。意味は、「自由を拘束すること」 です。
これら二つの意味は、別々に使うこともできるため、こじつけと言われたらそれまでです。でも、切っても切れない繋がりというのは、お互いの自由を拘束することでもあるわけです。

自由には義務がついて回る、それと同じだと僕は捉えています。

であるとするなら、僕の方が絆を大切にしていると言えるじゃん。 <(`^´)>エッヘン。

屁理屈を横に置いて考えれば、お互い

家族を大切にしたい

という点で、共通の思いがあるので、信念の競争をしたいワケじゃない。それに、

僕の考えか僕の友だちの考えのどちらが合っているか?

なんて競争は無意味です。どちらもそれぞれの育ち方でよい子、良い家庭になれればそれでいいわけです。いずれにしても、日々間違いを反省して、明日はどうしようか、こんな事があったらどう対処すべきかと試行錯誤しているわけですから。

どちらにしても、子どもを想っているということが大切です。
でも、誰がなんと言っても、我が家では、

友だち家族なんて絶対にあり得ません。

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