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感動する脳

こういう本を読みました。

「感動する脳」 茂木健一郎著

感動を失うと人はダメになる、ということはよく知られています。
自慢じゃないけど、僕はまだまだ感動することがいっぱいある。映画を見ていて、エンディングを待たずして、一言のセリフに感動することもあれば、仕事でナレーションをお願いしているラジオで活躍中の“声のプロ”が自分の隣で原稿を読む声に痺れるし、車で気持ちよくコーナーを曲がれた時は感動する。

結構単純と言われればその通りです。(笑)

僕のことはどうだっていいのです。
大切なのは息子の話。

そっぴくんの感動は僕の比ではありません。先日家族で爆笑してしまったのは、GWにそっぴくんが週に一度だけ許されているテレビ番組

ヤッターマン

を見ていたときのこと。ボヤッキーが人気司会者の物まねで言うのです、

「人のおならは臭いけど、自分のおならは臭くないでしょ」

く?だらないセリフと思った僕は頭が大人。そっぴくんが思わずデカイ声で叫びました、

「ほんとだぁ?!!! 何でだろう???」

眼がキラキラ輝いて、世紀の大発見をしたかのような表情でした。
純粋というのは、かわいいという感情と直結しています。

こういう感動の近くにいられるということは、親の特権です。
そろそろ我が家では、アゲハチョウの室内羽化が行われる時期にさしかかります。

そっぴくんはアゲハが羽化すると、その感動を誰かと分かち合わなければ我慢ならないようです。
何度も見ているくせに、寝ている僕を蹴り起こすような勢いで、

「パパ! アゲハが羽化してる!!!」

とベッドルームに飛んできます。朝っぱらから、まったく。

「もぉ、寝さしといてくれ」

とやっていては脳がドンドン退化してしまうんでしょうね。(笑)

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