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ワガママ言っても我慢した時

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子供と出かけて、「あれが欲しい、これが欲しい」という攻撃にあって疲れ切って帰ってくることがありました。

そして帰ってきてからも怒っている。

挙げ句の果てに、子供のワガママをどうやったら直せるのか悩んでいるのです。

でも、ふと気付いて、

「あちゃ?、悪いことしちゃったな」

と思うことがあります。

確かに一日ワガママいっぱいだったのですが、結果的に何も買わずに帰ってくることができたわけです。

これって、我慢ができたと言ってもいいんじゃないか?

親としては、ワガママにつきあって我慢させるのに使った労力を考えると、「我慢できました。偉かったね」というのははばかるものの、無事帰宅できたことをもう少し喜んだ方がストレスが少なくていいはずです。

自主的に我慢した時だけが 本物の我慢

というのは、酷すぎる。
欲しいと言わなければ、

「ただ欲しい物がなかっただけ」

とどう違うのか。

不良は更生すると褒められる
普通の子は普通にしていること自体に価値がないかのように扱われる

これは僕ら大人が見てきた不公平です。昔からそういうものです。(笑)

子供は自由にワガママ言わせて、我慢させて初めて

我慢ができた

と言えるのかもしれません。

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