先生というのは大変な仕事です。
例えば、一団の子供が悪さをしていて、一人の子はそれを止めようとしていたとしても、先生は全員を叱るわけです。
でも、イタズラを止めようとしていた子は
「僕は止めようとしたんだ」
と言うかもしれません。
すると、悪ガキのなかの一人が、
「うそだよ。一緒にやってたんだよ」
とウソを言うかもしれません。
さあ、どちらを信じるか。
普段の子供の態度から、ある程度どちらを信じるかという判断は先生の中にあるものの、あからさまにその態度を見せるわけにはいかないわけです。
ウチでもそういうことは頻繁にあって
そっぴくんは憤慨して帰ってきます。
こんな時は、親の役目なのだと思います。
子供の言うことを信じてあげて、一緒に憤慨してやると、
「言いたいこと言ったらスッキリした!」
と、機嫌を直して遊びはじめます。
間違っても先生に「ウチの子は違うのに、何で叱るんだ?」とねじ込むなんてことはすべきでない。
社会の理不尽さも学校で学ぶ大切なことです。
先生の立場も理解させなくては
時には、
「あ、こいつウソ言っとるな」
と分かるときもあり、そんな時は育児書が何といおうが叱りとばします。育児書では、こんな時は叱るなと書いてあることがほとんど。そんなアホな。親が子供のウソも見抜けなくてどうする。
ウソを信じてくれた親に、罪悪感を感じる子供なんてあるかい!
とは言うものの、後で子供が真実を言ってたと分かることがあります。
そんな時は、相手が子供だろうが素直に謝る。
んな、勝手な・・・と思う向きもあるかもしれませんが、
これに限る。(笑)
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