色んなお父さん、お母さんと話をしていると、
小さいウチはのびのびさせて、大きくなってきたらしっかり躾ける
ということを言う人がいます。
僕は、どこで読んだか忘れましたが、
倒れかけの棒は、手で押さえれば戻せる
でも、倒れ始めてしまったら、手で押さえることはできない
躾けって、こういうものなのだと、どこの誰だか知らないけど言ってました。
小さなうちだからのびのび
ということは、その子の人格が作られていく過程で
好き勝手やってしまう時期
にもなってしまう可能性があるってことです。
子育ては、一発勝負。
しかも真剣勝負。
どこかで育て方間違えたな・・・
と将来思いたくないけど、かといって正しい道があるわけではありません。
何とか法、とか外国から取り入れようが、スパルタで躾けようが、
それが正しい保証はどこにもない。
しかも、一番恐ろしいのは、子供の環境がそれぞれで違うということです。
たまたま周囲に面白い大人ばかりいたら、そういうエッセンスが子供に移るわけです。
その逆もしかり。
争いの絶えない家庭だったら?
それも恐ろしい話。
でも、悪い環境で悪い子が育つ確率が100%、というわけでもない。
その逆もやっぱりしかり。
じゃあ、どこかに確かな答えは無いのか??
僕はあると思います。
親として子供に出来るのは、
自分が自分に恥ずかしくないように生きることとか、
何か間違えてしまったときは、素直に反省するとか、
周囲の人とどう関わるのかを体現してみせるとか
自分自身に対しての働きかけの方が、親として子供に
何かしてやること
より大切ってことです。
自分が出来ないことや、自分が出来なかったことを押しつける親にはなりたくないから、
自分が出来なかったことを、今、別の形で自分自身実行してみる
あきらめないって事も大切なのかもしれません。
どこまで行っても、
子育ては自分から
なんだと。
まあねぇ・・・、これが確かな方法だってのは、分かってるんですけど。(笑)
そういえば食育ってどうなった? on September 23rd, 2009
団らん on April 5th, 2010
同時に複数のことをやる on April 23rd, 2009
「税金泥棒」って言うけど on October 23rd, 2017
「家族の絆」と言うけれど on June 8th, 2008