食育って言葉、最近聞かなくなりました。
僕の周りだけか?(笑)
以前はなんでもかんでも食育、食育だったけど、エコ人気に押されてどうでもいい感じになってしまったみたいです。この、
どうでもいい感じ
って、今の日本で一番怖いところです。
何か一生懸命やり続けてきたのに、どこかで糸がプツンと切れたように、どうでも良くなってしまうことってあります。
子供の頃の工作とかプラモデル作りとか。
せっかく細かく色塗りしてきたのに、不注意で塗装面に筆を落としてしまったとき。急いでシンナーなんかで落とそうとするんだけど、先に塗った部分も剥げてしまうのでどうすることも出来ず、プラモデル自体がどうでもよくなってしまったことがあります。
あとちょっとだったのに
この頃の日本の風潮は、なんかちょっと手を付けては
どうでもいいや
と投げやりになって、中途半端で終わる。
政治も、経済も、教育も。
どこか根気が足りない
我慢が足りない
そんな雰囲気があります。
政治って、血判を押すような気持ちで取りかかるような命がけの仕事なのに、
シャレ
茶化し
そのレベルで立候補してしまい、アホなことに当選も出来てしまうとか。
子供の教育にしてもそうです。
一貫性ってすごく大切です。
でも、食育やったり、エコやったり、フラフラフラフラしています。
英語教育もおそらくダメです。
政治は既にダメになりました。
恒常的であるべきものが、流行廃りの対象になっている。
大切なのは、流行廃りから外れて、習慣として人間に組み込むこと。
波があってはいけないわけです。
日本の危うさはここにあるように感じます。
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