Home » ひかれたタヌキ

ひかれたタヌキ

 | 

仕事で岐阜の田舎道を走っていた時のこと、対向車線の真ん中に

車にひかれたタヌキ

が転がっていました。
とっても哀れなんですが、走っている途中で何も出来ず、帰りは見るに堪えないので、道を変えて帰りました。

食後にその話をすると、息子は泣いてしまいました。

「タヌキかわいそう!!」

動物好きなので、どんな動物の死も涙無しには聴けない子です。
息子が家にいるときは、寝るときも遊ぶときも絶対に離さないぬいぐるみがあります。

そのぬいぐるみは名前がついていて、僕ら親も

生き物として扱わないと怒り出す

ほどの愛しようなのです。(笑)
その、

“ペット”

の名前は、実はある劇団の舞台を見に行った時、劇中で死んでしまったかわいそうな狐の子の名前がついています。

かわいそう過ぎるから、自分が生き返らせて育てる

と言って、ぬいぐるみを買い、命名したのが、年少さんの頃です。
つまり、かれこれ3年以上、毎日連れて歩いています。
肌は、擦り切れてハゲハゲになっています。

そのうち、子供(ぬいぐるみ2)が増え、子供2(ぬいぐるみ3)が増え、ノンホイパークのシロクマのぬいぐるみが増え、

4人家族

です。(笑)
世間では、

命の大切さ、尊さを教える

と言いますけど、

そんなこと、学校で教えることなのか、親が教えることなのか?

命の大切さを教えた覚えは、僕にも妻にもありません。

こんな記事もあります。

感動する脳 on May 12th, 2008

何が良くて、何が悪いのか on January 27th, 2008

自分が最後ならいい on January 29th, 2013

叩いて教えること on June 26th, 2007

見ようと思わないと見えない on November 1st, 2008