8時に子供を寝かせる場合、どんなタイムラインになるかというと。
6時 夕食
7時 入浴
7時40分 ベッドで、絵本を2冊読む
8時 「おやすみなさい」
後は自分の自由時間!?(^_^)/ (←といっても仕事してますが。(笑))
人に話すと、
「そんなの絶対不可能」
と言われます。でも、これが理想的なタイムラインで、偶然にも世間で推奨されている条件を全て満たしています。
自分だけの時間を、毎日3時間も確保出来るんですから、僕たちも必死です。(笑)
僕らも楽勝でこれを達成したわけではなくて、子供が2歳になるころに夫婦で相談して、僕が可能な限りこのタイムラインに合わせる努力をすることでスタートさせました。UNTAMED設立前だったので、設立後の生活も睨んでのことです。
子は宝。宝は大切にしなくてはいけません。
と同時に自分たちの心も健康に保たなければなりません。
基本的に、前出のタイムラインに沿っていけば良いのですが、問題は3つ。
○ 子供が独り寝を怖がる(嫌がる)
○ 寝られなくて起き出してしまう
○ 周りの音に興味を持って寝床から出てきてしまう
いきなり独り寝をさせるのも難しいので、僕は段階的にやりました。ウチの場合、キーポイントは絵本を上手く使うことでした。
■ 寝る前に絵本を3冊(3歳半からはストーリーが長いので2冊)読む
これはただ棒読みするのではなく、各キャラクターと地の文の声を分けて“演ずる”ように読みます。頭が疲れるほど。
■ 添い寝する
目を閉じて横になり、子供に自分の呼吸を聞かせるようにしました。
「ス?、ハ?、ス?、ハ?・・・・・」
と、深い呼吸をわざと聞かせます。特に根拠はなかったんですが、大学時代に音響の勉強をしていて、“人は波の音を聞くと落ち着く”と言われていたので、さざ波をイメージしながら呼吸しました。今では随分上手くなりましたよ。(笑)
【コメントくださったCHIKOPAPAさんの娘さんのように、歌で寝てくれる子は、歌ってあげましょう。ウチは歌で寝てくれませんでした。このあたりはそれぞれの子供にはまる“ツボ”があるでしょうね】
添い寝の注意点は、自分も寝てしまわないこと。大人は10時間寝られませんから、深夜に眼が醒めて悶々とすることになります。
この添い寝が僕にとって最大の苦痛でした。というのは、何もせず、寝ることも許されず、ただ目を瞑って波の音を立てているわけですから。とっても退屈です。
■ これで寝られるようになったら、独り寝をさせる
普段の生活の中で、
「自分で出来る大きい子」
の話をして、子供に“大きい子”になることに憧れるようにし向けておきます。これ、結構大事です。
添い寝に慣れたある日、子供に言ってみてください。
「大きいお兄ちゃん(お姉ちゃん)の寝方で寝てみよっか?」
事前の心の準備が出来ていれば、子供はちょっとやってみようかという気になっています。
■ 無理はさせない
大きい子の寝方に挑戦しても、1週間くらいでは習慣になりません。その間、怖がってしまってはいけないので、もし呼ばれたら、その日だけ添い寝してあげます。でも、いつまでもは甘やかしません。
■ 独り寝が出来るようになったら
しばらくテレビや音楽などは控えます。眠りが定着するまでの辛抱です。僕は普段からあまりテレビを見ないので、この時間は読書をすることにしていました。
やり方としてはこんな感じです。
参考までに、期間としては半年はかかると思います。忍耐あるのみです。
子供の成長と、自分の時間のためです。
結果として、子育てストレス解消にはこの半年は効きますよ!
後悔しません。それだけは保証します。
(お子さんの個性もありますので、方法は万人共通でないことはご了承くださいね。僕も子供を観察しながら軌道修正してやってきた結果ですので。)
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