Home » 子どもの判断力

子どもの判断力

 | 

子どもの判断力って、いつから信じたらいいんだろうと思うことがあります。

いま、ウチのボウズが6歳。

この子の判断力に任せていたら凄いことになっちゃう。(笑)
ビデオなんて一日中見てるだろうし、食事マナーもむちゃくちゃ、食べる時間もむちゃくちゃ、風呂だろうが、歯磨きだろうが、朝起きるところからむちゃくちゃになってしまいそうです。

とっても難しい問題として、

「友だち選び」

子どもの友達を親が選ぶなんてのは、馬鹿げた話です。
でも、実際問題として、もう少し大きくなったとき、問題行動のある子どもと付き合っている我が子に対して、親としてどんな指導をしたらいいのか?

悩むところ。

子どもの判断を信じて任せて、行動に異常が見られた場合だけ叱るか?
それとも、最初から介入するのか?

これって、この段階に来たらもう遅いってことかもしれません。

判断力ってのは、どこかから湧いてくるものではありません。
知らないうちに生えてくる雑草ですら、タネがあって生えてくるんです。

つまり、タネを植えておかなければ、判断力ってのは育たないと思うんです。
タネを植えるのは誰か?

親でしょう。

友だち選びだといって、

「こんな子とはつきあってはいけない。こんな子なら大丈夫」

とやるのは馬鹿馬鹿しい。
だけど、

「こういうことはマナーに反する。こういうことは、礼儀正しくない」

という躾けをしていくことで、それ以外の行動を取る相手を見極めることが出来るようになるはずです。
判断ってのは、それぞれの人の価値観から 「どっちにするか?」 を見いだす行動だから、子どもに価値観を与えなければなりません。

価値観を与えるためには、自分たちの価値観もはっきりしなければならないし、世の中の矛盾に対しての自分たちの判断のしかたにも気をつける必要があります。

子どもは親を見て育つ。

これは、尊敬しているからとか、好きだからとかではなくて、一番長い間一緒にいる人だからという理由。
もし、価値観なしで世の中(小学校も世の中の一部)に出るのだとしたら、

そこで一番長く一緒にいる子(または、人)

の価値観に染まっていきます。僕の知り合いでも、

「自分の価値観を押しつけたくない」

という人がいますが、それでいいのかな?と心配になります。
なんの基準も持たずに、世の中に出ていくと、

運が悪ければ

好ましくない価値観を持つことになります。
だからといって、人を一刀両断に

「あいつ嫌い。付き合わない」
「こいつ好き。付き合う」

とやってしまう価値観でもダメなわけです。
相手を認めて、その上、自分が染まらない。

そういう物の見方ができるようにしてやりたいです。
って、ことは、僕がそうならなければってことですね。
やっぱ、子育ては親からだな。 (^_^;)

こんな記事もあります。

自分が最後ならいい on January 29th, 2013

子供の許す力 on August 17th, 2009

めちゃくちゃ叱りながら褒める on March 5th, 2008

子どもと一緒に汗をかく on June 21st, 2008

名付けなのかネーミングなのか on January 24th, 2008