大学時代にある教授が最初の授業でやったこと。
「一週間にどれだけ“考えていない時間”があるかを書き出せ」
ん?学生はみんな頭をひねった。
「そんな時間ないぞ。あるとしたら寝てるときか?」
教授が言いたかったのは、受動的でいるときは全て“考えていない時間”だということ。例えば、ある種のテレビ番組を見ている時間。
教授は、今日から一日のうちで考えていない時間を全て能動的な活動に変えてみれば、自分自身が変わると教えてくれた。彼は、そこら中の大学で博士号を取っていて、その時点でもドクターであると同時に学生でもあった。
「なるほど」
その日以来、僕は考えていない時間を考える時間に変えようと思った。隙間の時間は本を読む。重要でないことはとっとと終わらせて、重要なことに時間を振り分ける。
そうと決めても簡単にできるものではなかったけれど、10年経ってようやく自分のものになりつつある。
今朝の新聞にワンセグ競争の記事が出ていた。
風呂の中でもテレビが観られるのだとか。
それから、通販と連携するのだとか。
素晴らしい発明です。
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