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気になる選挙後のメディア

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選挙が終わって数日、メディアが暴走しています。
民主党政権が出来て、少々閉塞感を打ち破った感じですが、テレビでは違います。

選挙に敗れた議員たちのその後

そればっかり。
年収がゼロになるだの、党からお金が出るだの、大急ぎで引っ越しだの、端から見ていると、

今まで良い生活してたんだ!
これでも食らえ!

というあほくさい雰囲気。
なんとかチルドレンだとか、

勢いだけ

が武器だった人達にとっては、今後の生活は厳しいと思います。
有名になっただけでは生きられないし、中途半端に有名だから、イヤな部分の有名税の害もあるでしょう。

でも、この数年間でこの“議員”たち自らが作ってきた世界へ、

今、まさに自分が戻ろうとしている

わけです。そんな時に、

就職先がなくて厳しいとか
収入がなんとか言ってる

何か的はずれです。
そこで僕ら国民は生きてきたわけですから、厳しいとか言ってないで仕事しなさいよ、という気分です。

一方の民主党議員たちも、

別に自分たちの人気で勝ったわけじゃない
たまたまライバルがズッコケただけ。

だから、数年後に同じ光景が自分たちに降りかかってくる可能性は、

かなり大きい。

メディアのくだらない大騒ぎは、次の政権も

茶化し

で終わらせてしまう切っ掛けを作っているように感じます。
今も昔もメディアの動き方は、人の欲望や羨望を形にして見せてきただけなので、今や

経済
政治
教育

全てが茶化しに蝕まれているように感じます。

この選挙が終わって、一番知りたかったとは、職を失った議員たちの現状ではなく、

志半ばで議員バッジを外すことになった気持ち。
公約が成し遂げられなかったことで出てくる障害。

もし、浮かれて議員になったのではなく、本気で日本のために政治をやろうと思っていたのなら、

この公約が成し遂げられなかった。
これからの日本に、こんな悪いことが起きるかもしれない。

という、

自分が去ることで、日本はこんなに損をする!

それくらいのことを強く主張したらどう?
自分が変えてやるって、約束して当選したんでしょ?
実現する強い意志が、自分にあると思ったんでしょ?

メディアもくだらない番組で、人が苦しんでることを茶化してないで、もっと実になることに時間を使ってほしいものです。

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