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トマトのスパゲティー

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某日、自分の誕生日に家族への感謝として、トマト缶でスパゲティーを作りました。というほど大げさな物ではないけど、夜は二人で作ってくれるというので昼食に。

最近は“乳化”がテーマだったので、しっかりゆっくり火を入れ、乳化させてコクがでたソース、というよりは、

ボテッ

とする、ペーストより柔らかめのソースにスパゲティーを絡めました。

味の方も大好評で、そっぴくんは「世界一美味しいスパゲティー」と命名してくれました。やつにかかると何でも世界一なんですが、気分良いのでそれでオッケーです。

ところで、イタリア語を勉強していくウチに面白いことを発見しました。誰もが知ってることかもしれませんが、僕は、

なんでスパゲティーもラビオリもラザニアも全部 “パスタ” なんだ?

という疑問を持っていたのです。思いませんでしたか?

この理由は、イタリア語で

パスタ = 生地

という所に発します。例えば、

パン生地 = la pasta da pane ラ・パスタ・ダ・パーネ

と言うのだそうです。だから、小麦粉を練った生地から作られた物は、全て原点に戻って、

パスタ

と呼ばれる。言ってみれば、パンもパスタの一種ということですか。

トリビアです。(笑)

料理の方は思いつきなので、分量材料共にテキトウです。
一応思い出せる範囲で書きとめておきます。

【 材料 】
トマト缶
ニンニク2粒 みじん切り
タマネギ 半分 みじん切り
粗挽きソーセージ2本 (2本しかなかった) 輪切り
冷凍むきエビ 一カップ分くらいを凍ったまま
大葉 一枚 みじん切り (香菜でもいい)

中華だし
ウスターソース
塩こしょう・砂糖
バター (20gくらい・テキトウ)

【 油作り 】
オリーブオイルを大さじ3くらいフライパンにひき、弱火で温める。
みじん切りしたニンニクを入れ、香りが出るまで温める。(くわしくはこちら
ニンニクが焦げないうちに、タマネギ、エビ、ソーセージを入れて炒める。

タマネギから水分が、冷凍エビからエビ味の氷が溶けて水が出てくるので、そのままグツグツ煮込むようなつもりで加熱します。

【 トマトを煮込む 】
スープが白っぽく濁って香りがよくなってきたら、トマト缶をドドッと入れます。
水気を飛ばしていくように中火・弱火を使い分けて加熱します。
バターを入れてとかします。

途中、中華スープを適量加えます。
焦がさないように、丁寧に混ぜながら加熱。

すると、段々水分と油が混ざり合って(乳化して)トロンとしてきます。

この段階で、塩こしょう・砂糖・ウスターソースで味付けします。
あんまり早くから味付けをしてしまうと、水分が多いので完成時に塩分が強くなりすぎてしまうため、僕は終盤で味をつけるようにしています。

今日はウスターソースがなかったので、焼きそばソース。(笑)

このあたりでパスタをゆではじめます。

【 仕上げ 】
大葉のみじん切りを加え、味を見ながらドンドン水分を飛ばします。

ゆであがったパスタをざるにあけ、水を切ってからソースに放り込んで絡めます。
フライパンがテフロンの場合は、傷がつかないよう先がプラスチックコートされたトングで混ぜます。

皿に盛りつけて、緑色のものを載せて完了。

細いネギを切らないで二本載せたかったのですが、キレイなネギがなかったので薬味みたいなネギになってしまいました。(笑)

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