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危ない(?)モノが続々

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鶏肉だ、赤福だとやっていたかと思ったら、誰もが予想していた通り

もう、ぼろぼろ

という感じで有名な企業が“不正”を暴かれ始めました。

名古屋の納屋橋饅頭もだそうです。
ここ20年以上食べたことのないお菓子です。

昨日の新聞には、「一本で一日に必要な野菜が採れる」と謳っている、最近流行の野菜ジュースは書かれている通りの成分は入っておらず、メーカーが言うには

「一日に必要な野菜を材料にして、これ一本できた」

という意味だそうです。モノは言いようです。
食品について言うのであれば、もっともっと怪しいものがいっぱいありそうなのに、赤福のように批難されないのがとても不思議です。

僕はこの企業も、赤福も批難する気がしません。この頃の風潮を見ていると、

先に見つかった者が干される

というだけにしか見えないのです。

訴えている側も正義というより、ただの祭りのようなもので、毎日お祭りがあればすぐに飽きてしまうのでしょう。

おそらく、今、相当の規模を誇っている企業で、どこをどう叩いてもホコリの出ない企業はないように感じます。

これで業界の規則も変わってきて、世の中が変わるかというとそれも分からない。

マンションの耐震性偽装事件後に、法律が厳しくなって建築確認が全くおりなくなってしまって建築業界が悲鳴をあげているように、食品業界も同様になっていくのではないか。そして、今まで親しんできた食品が手に入らなくなる、または、手に入る地域が限定されてくるようになってしまいます。

本来あるべき姿に戻るだけ

という方もいらっしゃることでしょう。でもそれは、市場の姿が戻るだけで、その企業の関係者や、その産業に絡む全ての人は

元に戻る

だけではすみません。

市場の姿が元に戻るということは、その市場に増えすぎてしまった人口の行き場がなくなるということです。安全を確保しようとしたら、エンジンが止まってしまったということになりかねない。

もはや、動いているものが大きすぎるのです。
叩くだけでは何も解決しません。

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