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最近の子どもたちが使う言葉

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言葉遣いが悪い。

そんなことは思春期になれば当たり前のことだと思います。

ただ、仕方がないから放っておくのではなく、いつか分かる日のために言い続ける必要があります。

とはいえ、あまりうっとうしくならない程度にしておいたほうが良いと思いますが。

先日某所で漫画を読んで、ちょっと気になりました。
漫画の言葉遣いが、現実を取り込んでいるだけになっているのです。

昔は、漫画やTVから流行りの言葉や、話し方が生まれました。
メディアが先を行っていたんです。

でも、この頃の漫画作品は、子どもたち(思春期の)に、

「みんな、こんな感じでしょ?」
「こんな感じで喋ってるでしょ?」
「リアルじゃない?」
「“分かってるなぁ”って感じしない?」

という雰囲気を感じる。

それを、観察力と勘違いしているのかも。

僕のような者が人気作家に何を言っているんだと、そう言われてしまうと元も子もないですが、

作家が先へ行かないでどうする?

そう思うわけです。
出版不況と言われて久しいですから、

読者からの支持

というのが、媚びることからも得られているのだとしたら、嘆かわしいことです。

僕たちが作家に期待するのは、

凡人にはない感覚
真似したくなる感じ

です。そういうところから出てくる思春期の言葉遣いの乱れは仕方がないと思うんです。

それは別の言葉で言えば、

憧れ

ですから。憧れて真似したくなるほどのものがあるって、良いと思います。
これこそ思春期でしょう。
今のような後追いは、単なる媚びと、若い世代からすれば、

社会からの承認確認

みたいなものです。この言葉遣いしてればイケてる仲間にいるという安心感。

これはつまらない。

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