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情報の質が違います

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普段あまりみなかったテレビを、ワンセグを使ってずっと見ています。

最初は色々な局を見ていたものの、今は完全固定です。
結局、司会者などの余計な感情が入っている番組より、淡々と話す局を見続けることにしました。

チャンネルを変える時、チラッとみたある局では、超有名な午前中出突っ張りの司会者が被災者からの電話に出ていて、一言一言にわざとらしく驚いてみせたり、

情報が少ない

という点に、ことさら眉間にしわを寄せてみたり。

こういう態度は、共感しているように見えて、実は遠くの方から不安を煽ってるようにしか見えないんです。どこか情報を発信しなくてはならない側が怠慢な仕事をしているような印象を与えます。そんなことはないでしょう。

現場で言わずもがなのコメントを得るために、無神経な質問をするレポーターの“レポート”に

情報としての価値

があるようには見えないです。むしろ、被災者ではない人たちにドラマを提供しているだけにも見える。
被害者の人数や、被害の状況、震災の顛末という情報が、被災者の皆さんが今欲しい情報なのかどうか。

支援物資はどこまで行っていて、どこで足止めをされているのか?
高速道路が寸断されているところでは、どんな努力をして道路を直して、被災者の方々に少しでも近づこうとしているのか?

そういう姿があまり見えてこないです。

自分に近づいてきている支援のトラックの列、それを阻む地震の傷跡、でもなんとか乗り越えて徐々に近づいてきているということをつぶさに見ることができたら、もっと安心出来るんじゃないかと思います。

支援物資はどこまで到達しているんでしょう?
どのくらいのトラックが被災地に向かっているんでしょう?
渋滞するほどのトラックが、被災地に殺到しているのなら、その映像に勇気づけられるはず。

と、書いている17日10:45AM現在、支援物資や燃料を運ぶ鉄道ルートができつつあるようです。
高速バスの運行も東京~仙台が、本数が少ないながら再開しているようです。

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