最近の家は、

２４時間換気システム

となんだか良さそうなものが付いています。
一日中回っている小型換気扇です。

普通の扇風機でも一夏でホコリがびっしりになるのに、こんなもの２４時間回しっぱなしでホコリがつかないはずもありません。

たまに掃除をすると、イヤになるほど汚いです。

もちろん、この高温多湿の日本でこんなものを回していたら、湿気を吸ったホコリが巻き込んでモーターの軸だって回りにくくなってきます。

となると、耳障りな回転音が出ます。

ひ????ん

と四六時中なってます。
腹が立ってきます。

そもそもすき間だらけだった日本の家屋には不要だったもので、高気密高断熱に加えて、化学物質だらけの家づくりが批判されて、

じゃ、換気扇回しとけ

って感じで決まったこと。
すきま風入れておけば良かったんじゃないのかな？
それで誰も死ななかったんだし。
ちょっと寒いくらいだから。

全く化学物質を使わない「無添加住宅」という家があるんだけど、総漆喰・天然塗料で、家の中は世界中のどこよりも浄化されているのです。実際に体験してみると、

げげ、ウチの家やばいじゃん！

というほど良い。
おかしなことに、この「無添加住宅」でも、

２４時間換気システム

つけなきゃいけない。
これ以上ないというキレイな空気を“換気”しないといけない。
無駄な電気を使って、耳障りな音を聞いてなきゃいけない。

で・・・・何がエコなんだ？？

こういう規則って、馬鹿馬鹿しいです。